ウェディングの花の演出とブーケ。たった一日の花、でもいつまでも残る花を。
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ブーケ リリメリア
今月の装花コースレッスンは
ユリの花弁で作るリリメリア、というブーケ。
『花時間』2月号で掲載していただいて、
今回は生徒さんのリクエストで2月のレッスン内容を
変更してこのリリメリアを作ることになりました。

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どーん。
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こうして並ぶとなかなか圧巻・・・
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同じ花びらと枚数でも一人ひとり形が違います。

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横顔はこんな感じ。

2時間半のうち、最初の1時間30分近くは
皆、黙々とワイヤリング&テーピング。
だから「リリメリア?・・たいへんだよー?」って言ったのに・・・。くすん。

しかし組み始めるとはじめて、「あ、ちょっと楽しいかも」という声がちらほら。
できあがると「あ、できあがったら結構楽しいかも」という声が大きくなり
講師としては、なかなかスリリングなレッスンでした。

『花時間』さんの撮影の際に、
「チューリップのアンジェリクあたりを
まんなかにいれてもかわいいかも~」と思ったりしたので、
昼のレッスンの方にはチューリップを渡してみたのですが
これが余計難易度を高くしたかも。
という反省のもと、夜はオーソドックスにユリのつぼみで
作ってみました。こちらはこちらで、
正統派ならではの美しさがあります。
最後の写真、横顔がきれいですよね。

でも皆さん、初めての方も多かったですが
なかなかのよい出来だと思います!
こういうブーケはやや特殊なので、一度でも作ってみると、
それが絶対の経験値になると思います。


また詳細を別途記事にしますが、
3月19日~21日、
西武池袋で開催されるブーケ展に
出展させていただくことになりました。
16日木曜日16時からは、レッスンも担当させていただきます。
内容は、初めてでも簡単、らくらくクラッチブーケ!です。
うーんひねりのないネーミング。
私がつけたんじゃありません。アシスタントさん約2名です。
興味のある方は是非ご参加ください。
# by ichiecd | 2006-02-23 23:35 | ブーケ&装花スクール | Comments(0)
ラトゥールとチューリップ
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ごめんなさい今日は完全に雑談です。

今回パリに行きたかったとても大きな理由のひとつ、
それがこの絵をまた見ることでした。
ラトゥールという画家、
「大工の聖ヨセフ Joseph the Carpenter 」 (1645年 ルーヴル蔵)。


最初にこの絵を見たのは3年前ですが、それ以来ずっと鮮烈なまま。
仕事柄といえば仕事柄なのかもですが、印象派の色には強く惹かれます。
印象派ならまだしも、なぜこの絵をそんなにいいと思うのか、
われながらずーっと不思議だったのですけれど、
今回はじめてよくわかりました。


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いつも時間のない自分は
結局、毎回、エールフランスを使ってしまいます。
直行便でなければもっと安くいけるのに、と思いながら、泣く泣く仕方なく。
今回はチューリップ展が終わった直後、いつもより更にぼろぼろで、
よろめきつつカウンターで「窓際の席を」と訴えたところ
「満席です」というつれない返事。
でも茹でた青菜のようにぐったりへろへろだったのを同情されたのか、
搭乗直前にビジネスクラスにアップグレードの恩恵を賜りました。
おかげで熟睡できて、着いた当日の夜、ちゃんと
Kさんと食事に出てお茶までできるほどに元気復活。
エールフランスさん本当にありがとうございました。
このご恩は忘れません。ほんとにありがたかったです。

次にいつ乗ることができるのかわからんビジネスクラス、
食事時にはちゃんとクロスまで用意されるのですね。すごい。
と、思いながら写真を撮っていたところ、
メインのあたりであっさり熟睡してしまい、デザートは見ずじまい。
ナイフとフォークを握り締めたまま寝なかったのが唯一の救いでしょうか。
そしたら漫画だよなぁ・・・。


で、そのときに、途中で窓がまぶしかったので
閉めようと手を伸ばしたら、その手が光に透けたのです。
そっか、なるほど、あの絵がいいなと思うのは
チューリップと同じなんだ、と、思いました。
きっと手が透けていて血が通っている、
その「生きている」印象に惹かれるんだな、と。

ラトゥールの絵はこのほかのもの、
静謐で深い感動を描きだしたと言われるいくつかの絵は
いずれも、その静かさに強くひかれます。
一方で、生存時には裁判も多く非常に嫌な人物だったという
記録もあるようで、そのどちらが本当だったのかは
無論自分にはわかりません。
まわりには非常に独善的、攻撃的であったという人物が、
こんなに静かで強い画を描くというのは
どういうことなのだろうかと、切実不思議に思います。

あくまで、一素人の私の感想にすぎないことを
お断りした上で、
もしその記録が本当だったとしたら、あるいは
この画家は、まわりのことなどどうでもよくて、
ただ内面にある何か、自分にしか見えない何かを
見つめていくことに必死で、
まわりに構ってなどいられなかったのかもしれない、
そう思ってみたりします。

しかし今回、たぶんこの記事を書いたせいだと思うのですが
われながら単純というか、空の写真ばかり撮っていました。

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# by ichiecd | 2006-02-23 00:22 | carpe diem | Comments(8)
新郎新婦様からのメール オールドローズのセミキャスケード
パリレポート、今日のリリメリアのレッスンと
書くべきことはたくさんあるのですが、
嬉しいメールを頂いて、思わずうるるとなってしまって、
今日はこちらを、新婦様のご許可の上、掲載させていただきます。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

当日、ヘアメイクのサロンへいったときのメイクさんの最初の一言が
「ブーケ、とってもかわいいのが届いているわよ~」でした。
その一言でもう、早く見たくてわくわくドキドキ・・・でした。

でも、すぐには見せてもらえず
(メイクさんは後でのお楽しみのつもりで隠していたので)
その後、メイクをしている最中にカメラマンさんが
ブーケの写真を撮らせてくださいといって、うっかり持ってきてしまったのが
私とブーケとのはじめてのご対面でした。

ブーケは真っ白で
コロンとしたオールドローズが本当にかわいくて上品で・・・
その場にいた母も
「あ~イメージしていた通りねぇ。かわいいわねぇ。」
と一緒になって喜んでいました。
カメラマンさんもメイクさんも
「正統派で、なお且つかわいくて。本当にすてきね。」といってくださいました。
あわせて作っていただいたヘアードもとてもすてきでした。

色ブーケとヘアアクセサリも
友達や親戚から「かわいい!」と大好評でした。
「この色わたしも好き~」と興奮気味にいっていた友達もいました。


この度は、提携の会場ではなかったため
いろいろとお気遣いいただいたり、ご心配をおかけした点も
多かったことと思います。
私のわがままなお願いにも快く応じてくださり
本当にありがとうございました。
ブーケも会場装花も贈呈用の花も
すべて岩橋さんにお願いして、本当によかったと思っています。

私は岩橋さんのファンです。(突然の告白?!)
それは、岩橋さんの作るブーケや装花が
温かく優しくて素敵・・・というのはもちろん、
岩橋さんのお花に対する姿勢、気持ちが本物だと感じるからです。
うまく言い表せないのですが
岩橋さんの知識や技術だけでなく、心が
皆を喜ばせたり、温かい気持ちにさせたりするお花を作り出すのだと感じています。

岩橋さんはいつかのブログで
ご自身の仕事は職人だと書いていらっしゃいましたが
職人という仕事は本当に素敵ですよね。
自分の体一つで、他の人にはできない、その人唯一のものを作り出すのですから・・・。

それがどの分野であっても、本当にすごいと思います。憧れます。
ある種、芸術と同じだなぁなどと思います。

・・・なんて、なまいきなことを書いてしまいましたが
本当に岩橋さんと出会い、
お花をお願いすることができてよかったです。

生涯忘れることのできない結婚式の
大切なお花を本当にありがとうございました。

これからも、ぜひみんなを優しい気持ちにするような
素敵なお花を作り続けてください。
私はこれからも岩橋さんのファンとして
時々HPやブログを訪問します!!

どうぞお体にお気をつけて・・・。


PS:ブーケは二つとも3D加工して保存し、
   一つは記念に母にプレゼントしようと思っています。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この白ブーケのほうのオールドローズ、実はこの時は発注したものの中に、
ややダメなものがありました。
それで更に予備を買い足して、充分な数の中から
いいところだけを取り出して使うことに。

ところが、アシスタントさんたちが、私が電話の最中に、
予備まで含めて、全部さくさくとワイヤリングしてくれたんです。
これは本番にはちょっと使えないかなという花まで
全部ワイヤリングしてくれて、うーん、
その熱心さと素早さは買うけれど、でもそれではダメです。
いい花とダメな花の見極めがつけられないと。
そのダメな花は、やっぱりブーケには使えないんです。
そのダメな花を、ブーケにして花嫁さんのとこに持っていくの?と、
そのとき私は、かなーりがっつり怒ってしまって
今となってはやや反省。

でもでもでも。
いつもすべてが順調にいくとは限らないんです。
今回のように、いまいちな花が入荷してくるときもやっぱりある。
見てみたらダメというときも必ずあります。
そういうときは、予算を超えてもちゃんと、よい花を買い足します。

私が「花ではなく、デザインではなく、「満足」を買っていただきたい」と
HP上にはっきりと書いてしまっているのは、
そういうのを全部ひっくるめた覚悟の上でのことです。
そうでなかったら、今回のメールはいただけなかったのではと思うのです。

だからアシスタントの皆さん、
今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。・・・ね?

そしてこんなに長い文章を丁寧に書いてくださった新婦様には
御礼の言葉がちょっと見つからないくらいです。
本当にちょっと胸がつまってこみあげてきそうでした・・・

会場で待機の最中、影からちょっと会釈しましたら
とても嬉しそうに「ブーケとてもかわいいです!
すっごくいい香りで!」と
本当にとても嬉しそうにおっしゃってくださったこと、
思い出すとほんとに、じいんとするばかりです。

本当に、どんなに言葉をつくしてもですが、
ありがとうございました。
末筆ではありますがお二人の末永いご健康とご多幸とを
心よりお祈り申し上げます。
# by ichiecd | 2006-02-21 23:16 | ブーケ | Comments(2)


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