薊

今日はすごい雷でした。

今日もまた朝から晩まで、いろんなことがあって
いろんな人と、いろんな話をして、
今日こうしてまた今日という一日が次へ変わることが
むしろ、不思議な気さえします。

今朝のことも昨日のこともあっというまに彼方へ。


今日も小さなレッスンをしていました。
「じゃあ、先生は、花の中で、何が楽しいんですか？」
と聞かれます。
いつも、根源的な質問をする生徒さんの一人。

自分のレッスンの花をゆびさして、
「・・・これでいいんでしょうか？」
と聞かれます。


どこが着地点なのかは最初はよく分からない。
いえ、今もよくわかりません。

私自身、ほんとに今もわかりません。
どこが着地点なのか、どこが最終ゴールなのか、
現実と折り合う点はどの瞬間なのか。


ただようやく、言葉を選びながら返せるのは、
簡単に身についたことは簡単に忘れるし、
試行錯誤して得たものは
その代償を払っただけ自分を形成するし、
逆に自分の経験値を自分でそうして肯定して
活かしていかなければならないだろうし、
だからつまり、
時間はその人に、かかるだけかかるものです。

たぶん。

逆にどの瞬間かゴールかわからないから
花というものを毎日扱っていても
飽きないんだと思います。
毎回、終りがなくて。



トルソーちゃんへのたくさんの応募、
本当にありがとうございます。

ものすごく久々の方も、
はじめてコメントをくださる方も、
なんだかしみじみ嬉しくて、力になります。

フランス語まで。勉強になります。




その一方で、

アシスタントアシヤマ
「へええこんな人形あったんですね、
びっくりしました。いくらだったんですか？」

ブログ読んでない。


アシスタントナウシカ
「掲示板？？え？新しくなったんですか？
えええ！なにそれ聞いてない！」

掲示板知らない。


アシスタント100金番長
「生徒さん、ほんとに皆さん
よくブログ読んでますよねー」（感心感心）


そこ、感心するとこじゃない。

・・・あんたたち。


くっすん。


しみじみ両手を見つつ、遠くなった雷鳴を聞きつつ、
では皆様、今日もおつかれさまでした。


　いなびかり北よりすれば北を見る　　鷹女

（うろおぼえです。漢字が違うかも。）


　夏痩せて嫌ひなものは嫌ひなり

　
かっこいー。
鷹女の歌は、いつも男前です。