花の写真一枚

このブログを書くにあたり
あんまり不都合はしない、という不文律にしたがって
今日という日の魂にあうという独自基準を設けて、
その日、書きたいことを書く。と決めていますが、
今日のような一日は、どうしよう。

と迷う日もあります。

まだご紹介していないブーケもたくさんあって、
同様に装花もあって、
生徒さんの作品もあって、
お礼のメールもたくさんあって、

しかし早朝から仕入れにでかけ
今週末の花を作り、へろへろになったこの時間、
どの話題もどうにも今の自分にはうまく書けないので
とりあえずきれいそうな花の写真一枚を載せて、

今日はこれにて。



生徒さんが2時間足らずですごいブーケをしあげるんですよ、
とか、
だからやむなく来年2月くらいに作品展をやろうかと、
とか




生徒さんはみなさん本当に息をのむほど上手で、
主宰する側としてはやはり
5年に一回くらいは晴れの場を設けなくては
申し訳ないのではないかと。

でも自分の個展をやりたいかというと
そんなことはまったくなく、
自分の花は誰かに用立てていただいてこそ。
と思います。

誰かのための花を、
その人に頼まれて役に立つ花を、
作りたいです。

趣味でやる。という道もあった。
できることならそうしていたかもしれない。


しかし実際には
赤の他人様に頼まれる花の仕事で食べていく道を、
自分で選んできたんだなという実感はあります。

早朝の市場で花を見ながら
何度も気付けば、うわ今息してない！と気づきます。
深呼吸しんこきゅう。すーはー。
うっかり心臓がとまるんじゃないかと思う。


そんな秋の修羅場モードの最中、
数日前いただいた秋の装花の花嫁様も、
数日前にいただいた一年前の花嫁様からのギフトのご依頼も、
本日いただいた秋のブーケの花嫁様のお写真も、

今の自分にどれほどの力になるか。
どんなに励まされたことか。

ここで小さくお返事できましたらと思います。
（いやだから早くメール直接返事しろよ。）



でも今日は花の写真一枚で。

では皆様今日も本当にお疲れ様でした。





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