セミキャスケードブーケ 可憐な蘭のブーケ、そしてブートニアとは

ゴージャスなイメージのある蘭の花を、可憐に華奢なブーケに。
というのはここ数年の自分のテーマです。

このブーケのブートニアをfacebook（←強化月間中）で
アシスタントみずいろちゃんが紹介してくれております。

打合せしながら、じゃあブーケはこんな感じで、
ブートニアはこれと御揃いでお作りしますね。
というと
「あ、忘れてました。」という花嫁さま、結構多し。

御見積を眺めて、
ブーケとブートニアの金額の違いに愕然とする
ご新郎様もまた結構多しです。

ですが、ブートニアもひとつの小さな世界。

一会ではブーケの花材をそろえた段階で、
ブートニアになる花を選びだし、
花首にカットして水を吸わせ始めます。
一輪でもかわいくて、サイズがちょうどいい花でないと許されません。

予備も含めて切り出して、
ワイヤーをかけてテーピングして、仮組みした段階でも
岩橋が仕上げつつあるブーケにあわせて
別の花にチェンジ、ということも結構あります。

なんでかというと、自分がブーケを作りながら
途中で方向を微調整、というか大調整したりするから。
ほんとにすみません。ぺこぺこ。

一つのブーケを作るのに1時間から2時間はざら。
その仕上がりにあわせ、選んだリボンをつけて
アシスタントさんがブートニアを仕上げてくれます。

翌朝、お届けする梱包の直前に、最後のチェック。
たまーに花が開きすぎたりしていると
ダッシュで作りかえたりすることもあります。

たかがブートニア、されどブートニア。

さて今日は昨日に引き続きレッスンです。
生徒の皆様がそろそろいらしたので今宵はこれにて。


では今日もお疲れ様でした。