ウェディングの花の演出とブーケ。たった一日の花、でもいつまでも残る花を。
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ホテルニューオータニ様の、スイートルームで、 たった二人だけのウェディング。 この日のためのウェディングドレス、 カメラマンさんとヘアメイクさんと オーダーされる生花のブーケ。 「二人のお互いのためだけの一日」と花嫁様が 何気なく書かれたメールの一文に、心を射抜かれました。 それはひとつの理想、究極の形のウェディング。 この先ずっと、二人でただ大事に思い出すための、贅を尽くす一日。 そんな特別な日が、一生に一回くらいあってもいい。 いえむしろ、結婚式こそその特別な一日であってほしい。 花を決めてからそれにドレスをあわせてもかまわない、 そうおっしゃってくださった、お花の好きな新婦さま。 2シェアになるブーケでした。 ひとつはお世話になった方へ、 そうおっしゃるお気持ちがかけがえなく美しいと思います。 心から深い深い感謝を。 お二人のご多幸を、ここでお祈りしています。 写真は今朝からついに Canon EOS 6Dデビューです。 ここから先、めちゃ長くなったので折りたたみます。 購入にいたるまでは無論、紆余曲折がありました。 先々週、今まで使っていたEOS Kiss Nが壊れて修理に出したところ 「今年の7月でもう部品在庫がなくなりますんで それ以降は壊れても直せないかもしれませんぜ」と Canonから悪魔のような通告。 そっそんな! 修理に出す前に電話で機種名を伝えてるんだから その時に言ってよCanonさんたら! ていうか去年レンズ修理に出した時、「随分使い込んでますね」と 薦められるがままにオーバーホール(金一万円也)したのに、 その前に教えてよ!Canonさんたらってば! という呪詛にまみれつつ買い換えも検討してみたものの、 6D、良さげなのは分かるけど 高い上に今のNより200グラムも重い。 これ以上重いカメラを持ち歩くなんて金輪際ごめんだぜ。 と結論づけて、おとなしくNを修理に出すことに。(金2万6千円也) しかしどこかで諦めがつかなくって、ヨドバシで実物を触って 重さを確認して踏ん切りをつけよう。と向かったが最後、 まさに、ミイラ取りミイラ。 く。 数日逡巡した挙句、勇気を振り絞って 山本正樹先生にメールをだし、 「6Dを買おうと思うのですが分不相応でしょうか」と お伺いしてみたところ、 「是非購入してください」とお返事いただいて そのままその指でネットヨドバシでえい!とクリック。 山本先生には もう買っちゃったんですか!?早すぎます、普通はショールーム行って 使い方確認してからでしょうと笑われました(赤面)が、 今週の花嫁さん皆様ブーケを楽しみにしてくださっていて どうせ買うなら、今週から新しいカメラで撮って差し上げたい。 そもそもこんな高い買い物、後押ししてくださった感動の勢いじゃないと 自分にはとうてい買えません。 で、どうかというと、もう一枚目から舞い上がっております。 カメラの性能そのものは自分ごときが語っても無駄なので、 すっごい実用的な話で言うと そもそも6Dの決め手は、wifiで画像を取り込めることでした。 PCに画像を取り込むのに ケーブルとかSDカードとか使わないでいい、これは助かる。 スマートフォンにもつなげます。スマホでシャッター切れます。 ペアリングでカメラが認識されないところでややつまづいたけれど おおむね、スマホへの接続も含めて1時間くらいでできました。 (ペアリングトラブルはWindows7とかvistaとかは、 この処置をしなさいという記述を見つけて解決しました。 ていうか、ちっもうWindows8基準か) そしてふたつめはフルサイズ。 これは、画像がどうのという話ではありません。 一会事務所は狭いので、今まであっちにがつんこっちにがつんと しずかちゃんその他にぶちあたりながら三脚をセットしていましたが、 今までと同じ位置から撮っても、一枚目みたいに広く撮れる。 これでもうフルキャスケードブーケでも、椅子に上って撮らなくてすむ! 開発者さんが聞いたらがっくりしそうな理由ですが そもそも自分はカメラがすっごく好きというわけでもないし 写真が趣味でもない、仕事だから、撮っている。 ぶっちゃけそれだけ。 でも独立したとき、 「花の仕事をするんなら写真は必須だ」、 という自覚はありました。 生の花を扱うのに、店舗も持たない。 果たしてどうやったら他人さまに見てもらえるだろう。 動機はそれなりに、切実でした。 今、独立して一会は13年目になります。 売上をあげることは大変だけれども 売上と体制とのバランスをとることはさらに難しい、そう感じます。 花の仕事は完全に家内制手工業、 機械化できる余地はほとんどなくて 結局、人手に頼るしかない。 営業は、智慧×労力です。 高度な営業じゃなくても、智慧が1でも労力を100かければ 自分のような素人でもそれなりに結果は出せます。 でも、そうして請けた仕事をするのに 十分な体制を整えるのはまた別の話です。 受注した仕事に丁寧な仕事をするには限りがあります。 ひとつずつ丁寧にやろうと思ったら、 どこかに見えない線があります。それをキャパシティと人は呼ぶ。 結果、一会ではITエンゲル係数めちゃめちゃ高し。 花を作ることそのものは機械化できないから それ以外の部分は大枚はたいてでも効率化する。 そう、腹をくくっております。 限られた時間を、今日の花を作ることに 全部、つぎ込みたい。 以上、分不相応な買い物への言い訳でした。 ふー。 長いんだよ。 ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。 では皆様今日もお疲れ様でした。
by ichiecd
| 2013-03-02 23:44
| ブーケ
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ウェディングの花
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