ウェディングの花の演出とブーケ。たった一日の花、でもいつまでも残る花を。
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生命欲 という植物の不思議、 捨てられる花の生きる力
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2015年を振り返って、
たくさんの嬉しかったこと、たくさんの心残り、
毎日せっせとやってるつもりで
大穴だらけの自分の仕事。

でもすごくうれしかったことのひとつは、
今年の7月、リストランテASO様へお届けしたメインテーブル装花の
一部に使ったアジサイの花を、
義理のお母様がなんと今も,
かれこれ5か月にわたり、
大事に育てていてくださっているということ。

ひゃー。

グリーンフィンガー、緑の指を持つという人の話を
聞いたことはありますが、
そういう「花と話しをできる」、いわゆる
「ソロモンの指輪」を持った人って
ほんとにいるんだなあとしみじみ感じいっております。

一会としてこのブログを書き始めて10年くらい、
花の仕事を初めてゆうに20年くらい経っていますが
正直なところ、夏をまたいで半年も花をもたせたなんて
初耳です。

今、2015年の年末、
空は晴れ渡っていても
こんなに明るい水色でも、
朝晩は身を切るほどの冷たい風。
でも、
今年の8月は暑かった。
ものすごく暑かったですね。

それなのに
5か月も花をもたせるだなんて
そんなにも花をかわいがってくださって
ありがとうございます。


結婚式の花というのは、
もっとも世の中で無駄なようなことのひとつ。

これから結婚したお二人が過ごす
何十年という長い年月の、最初の、わずか半日のこと。

たった数時間、それを生花だなんて
枯れていくだけのものにかける
何万円、何十万円、

なんて馬鹿げた浪費、
なんて贅沢。

と、頭では思う。

頭では思う、それが正論、
だから自分は、たった数時間の花という以上の価値を、
そこに差し出したい。


わずか数時間の花。

それが、お二人のこの先の何年何十年の
よすがになれたなら、
それにまさる冥利はありません。

ええうっとうしくて申し訳ありません。



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全然上達しない自分の花の稽古。
と、わかってるけど、毎月、愚鈍に通います。
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その稽古の残りの、寒菊を、
いつもなら捨てるところを拾い上げて
トイレに飾ってみたら

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根っこが出ていた、

ということに今日気づきました。





ずっと昔、読んだ漫画、
生命欲という言葉を思い出します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「オレが思うに ESPってのはすなわち『欲』や」
「欲…」
「そ 見境無しの欲の世界や 
せやからそいつは自身の生命欲に比例しよる」
「…生命力の間違いじゃねーのか?」
「違う 生命『欲』や」
ぼくの地球を守って日渡早紀
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここから手元に原本がないのでうろ覚えで恐縮なのですが、
確かこのセリフの先には

「つまり俺がポイントを置きたいのは、
誰がなんて言うたって生き抜いたるぞー!てことなんや」

と続いた気がする。



自分は、この花というものの仕事をしていて、
20年くらいはたっていて、
それでも諸先輩方にはかないませんが、
毎日、花を見てるとそう感じる時が時々あります。

捨てられていく花。

でも誰がなんて言おうと、生き抜いてやる
という、生命欲。

けして根付きはしないのに、
根を生やす、欲。

なんか、ばかばかしくも、くだらなくも、
そのひたむきな生きざまが美しいと、
心打たれる瞬間が、確かにあります。





では皆様今日もおつかれさまでした。





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by ichiecd | 2015-12-29 23:41 | carpe diem | Comments(0)
クラッチブーケ ホテルオークラ様へ 今日20時過ぎに電話があって、
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ホテルオークラ様へ、8月にお届けしたブーケでした。
花嫁様の写真はこちら。
http://ichiecarpe.exblog.jp/21989568/


年も暮れる今日、事務所から帰る道すがらのことです。

携帯が鳴り、見ると
いつも花を活けているレストランからの電話。
時刻はかれこれ20時すぎ。

ぎゃー!!
今日持ってった花に、なんかあったんだーーー!

と、覚悟を決めて出たところ、

「いつもありがとう、いつも来てくれる、あの子、
ほんとにいい子よねえ」
「すごく素直で」
「あんないい子に来てもらえてうれしいわ」


・・・えっと、それだけですか?

つまり、それだけだ、ということのようです。

「社長がね、あの子の名前なんだっけ?って
聞くものだから、ついでに電話でお礼をねと思って」。

「来年もどうぞよろしくね」。

いえこちらこそ。
ちょっと脱力。


その、いい子と言われている若手アシスタントさんは
今日が最後の出勤日。
帰った後でそんなことを言われてるとは、知らないだろうが、
今日は、今年最後の面談日でした。

・・・で、どうでしたか、一か月ふりかえってみて?


という私の質問に、
暫し考えこみます。


「12月はレッスンがいっぱいあって
あっというまでした」。

確かに。


「・・・あっというまでしたが、
・・・しみじみ思うのは」

思うのは?

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「生徒さん、みんないい人だなあって」

うん。確かに。
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「なんか、裏表がないっていうか」
「駆け引きとか全然してないっていうか」

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うん、私もそう思う。
てかさ、そうなんだよ!
生徒さん、わりにみんなそんな感じだよね。
裏表なくって、おとなしいひとも朗らかなひとも
いい人ばっかなんだよ!
ただただ花が楽しいって感じで。

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そもそもさ、
一会のお客様もね、
もちろん結婚を控えて幸せオーラが出てて
当然それだけで、すごく恵まれてる仕事なんだけど、
でもそれを差し引いても、
ほんとにいい人が多いんだよ!!!

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ありがたいよねえ。
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あー、有難いなあとほんとに、しみじみ思ってるんですよ。
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てゆーか、どんなに嬉しいか、
もろ手をふって、
皆様に伝えたいですよ!
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一会にブーケを頼んでくれて、
そして喜んでくださって、ありがとう!と。
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万国旗をはためかせて、
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大漁旗をふって、
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大声でお礼を言いたい、
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一会にブーケを頼んでくださって、
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ありがとうございました!!!って。
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いい仕事をさせていただいて、
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ありがとうございましたって。
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私を花屋でいさせてくださって

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ありがとうございました。
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伝わりましたか?
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どうか、この気持ちが花嫁様に、
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ちょっとでも伝わりますように。
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そう願って、毎日しょうもないけど
せっせとブログを書いています。
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人を、幸せにする花を。
そう思ってます。

手の中で、花嫁様を励ます花を。

届けられたら、花屋冥利につきる。


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では、皆様今日もおつかれさまでした。
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by ichiecd | 2015-12-27 20:57 | ブーケ | Comments(0)
12月23日単発生花レッスンご報告 と 次回ご案内
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今日、単発ワンデイ生花レッスンで、手作りのブーケを手ににっこり。
HANZOYAの元花嫁様とお母様
親子で仲良く参加してくださいました。

(お母様のブーケをうっかり包んでしまった後、
もっかい取り出して、一緒に写真を撮ってるところ)

(お母様は、この日のご結婚式のために新調したというスマホで、
この時のブーケと装花が、どんなに長持ちしたかを
たくさんの写真で見せてくださいました。)

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元花嫁様の好きな感じがすごくよくわかる
つぶつぶな感じのブーケ。

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そしてお母様はパステルカラーミックスのブーケ。
お二人ともスパイラルという技法で
ブーケを作るのは初めて。
こんなに花を厳選するんですねーと
びっくりなさりながらの作業。

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こちらは、クリスマスリースを作られた
元花嫁様、昨日のブログでご紹介した方です。
ちょこんと入っているピンクのケイトウがかわいい!

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この方も元花嫁様。
お母様の分とご自分の分と、少し小さ目で、
お揃いのリースをふたつ、作られていきました。
お母様、喜んでくださっているといいなあ。

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こちらも元花嫁様でいらっしゃいます。
オレンジとグリーンの色合わせが素敵なリース!

リースを作られた3名の方は全員元花嫁様でした。
「スポンジに花を挿すのが初めての方ー?」と尋ねたら
そろって手をあげられたのですが、
どうでしょうこの素敵な出来栄え。

楽しんでくださったご様子、ほっとしています。


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このブログ長年の読者の方。
はじめてのブーケづくりで、難易度の高い花合わせでしたが
何度もトライして素晴らしい仕上がりに。
来年から一会の定期レッスンにきてくださるかも
ということで、楽しみにお待ちしています!

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なんと香港からいらしてくださった方。
一会のレッスンは二回目で、前回、レッスン後に
何度も練習なさったそう。素晴らしい出来栄えでした。
色合いもおしゃれで素敵。
おそらくは、
お花の勉強は長くなさっている経験豊富なかたなのですが、
「せっかくレッスンにきたのでひとつでも多く学びます」
という姿勢でいらして、なんだか頭を垂れてしまいます。

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最後の方は、
一会の生徒さん。
で、プロフェッショナルのお花屋さんでもあります。
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今日ブーケがはじめて、という方も多かった
本日の単発レッスンで、
皆さんの見本となるようなブーケを
さくさくと作ってくださいました。

来年頭は、大変な時期もあるそうなのですが、
ここから大きく大きく手をふって、応援しております!
いつも、真摯でひたむきなお仕事ぶりを、
ひそかに感嘆しています。

花ということがらを、きっかけに、
いろんな方と出会える今日。

ほかに何にもとりえのない自分は、
ほんとうに、ありがたいなーと思う次第です。

2015年12月23日の今日、
お会いできてうれしゅうございました。
自分は根っからの黒子なので、
表舞台にたつことが苦手で、
あんまりうまく相槌うったり
気の利いた会話ができなくて
申し訳ない次第なのですが、
でも今日、みなさまにお会いできて、
すごくうれしかったです。

では皆様今日も本当におつかれさまでした。

今日もまた、ありがとうございました。


・・・・って終わるところだった!
次回1月11日の一会元花嫁さんミニレッスン&おしゃべり会
目下満席御礼となっております。

もしかして、・・・1月17日も追加開催します?
プレ花嫁様もいらっしゃればぜひ。

1月31日単発プリザーブドレッスンは、
少し残席ございます。29日追記;満席となりました、次回2月以降です
お申込みはこちらから。

カメラレッスンは2月の日曜で開催できるかどうか、
企画が動き出したところです。

最後に、お問い合わせをいただいている
鎌倉のNさま、
メールを差し上げておりますが、届きましたでしょうか???
お電話番号が分かればお電話差し上げるのですが、
もし届いていないという場合には
お手数ですがご一報くださいませ。

原則、一会が仮にいっぱいであっても
お問い合わせのメールには必ずお返事を差し上げております。
一週間たっても返事がない!という場合には
メールの不具合ですので、
ご連絡くださいませ。






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by ichiecd | 2015-12-23 20:49 | ブーケ&装花スクール | Comments(1)
新郎新婦様からのメール 山の上ホテルの花嫁様 ブーケを見て、涙が
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今年の5月、山の上ホテルの花嫁様からいただいた
一冊のアルバムは、

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一会のために作ってくださったそうです。

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ブーケを見て、思わず涙がぽろぽろとこぼれてしまったと、

・・・
・・・
・・・
と、いう話を伺って、自分も泣いていいですか?

http://ichiecarpe.exblog.jp/21292280/
このときの花嫁様でした。
ヘアメイクmakkyさんからのご紹介でした。

この花嫁様のお話しは、また次回。
花嫁様は、一会の月イチの定期レッスンにも
これから、いらしてくださることになりました。


では皆様今日もおつかれさまでした。

これからその定期レッスン、今年の最終日です。


そして3時間後・・・

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はい!
こんな感じで、
クリスマスリース、出来ましたーーー!
人生初のリースづくりだったそうです。

(今日のブログ、単にこれがやりたかった。
「元花嫁様がレッスンにきて生徒さんになってくれるなんて
花屋冥利につきます」自慢。
突然写真を頼まれてしまった花嫁様、
ごめんなさい。でもかわいい!)


一昨日書いていた、
「ミニレッスン&一会の元花嫁さん&プレ花嫁さんおしゃべり会」に
ちらほらとご要望をいただき、花代レッスン代込3000円くらい?
どうでしょう。


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by ichiecd | 2015-12-16 18:57 | ブーケ | Comments(0)
キャスケードブーケ 帝国ホテル様へ、冬のはじまり、拍手で
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それは冬の始まりの、今朝帝国ホテル様へ届けた
キャスケードブーケです。
昨日昼に撮った写真でこの後まただいぶん手をいれています。


花嫁様は、ブーケを見て拍手して喜んでくださったそうで、
ああ、よかった。と思います。

この可憐で控えめでかわいい花嫁様に
気に入っていただけてよかった!


ああよかった!

花嫁様に喜んでいただきました!

そう、毎週毎日のように書いておりますが
皆様が聞き飽きてらっしゃるのは百も承知ですが、

毎週毎日のようにブーケを作っても
自分には、それは当然ではないんです。

一歩間違えたら
仕入れがうまくいかなかったら、
(ナマモノだから出来の良し悪しは必ずあります)
製作の集中に徹しきれなかったら、
(作る自分も人間なので好調不調はあります)
梱包がほんの少し適切じゃなかったら、
(アシスタントさんも万全じゃない)

見つけようと思ったら理由はいくらでもある、
いくらでも見つかる。

それを、全部、ひとつずつ、
つぶしてチェックして、万全を差し出すこと、
差し出そうと思うこと。


今度こそダメかもと覚悟をきめそうになることは、
たびたび。
いやぶっちゃけ毎週です。

夜明け前に事務所にきて最後に微調整。

だから、今日も膝をつきそうになるほど、嬉しいですよ。

ええ嬉しいですとも。



って、何度書いても伝わらない気がするので
しつこく書く。

みなさんが、根負けするまで。
書きますよー。


毎週、羽をぬいて機を織る、
神経を削って、
差し出すひとつの小さな、わずか20センチくらいの花が、
どうか、今日、花嫁様の笑顔の、
ひともとの、
小さな花束になりえますように。

たった半日の花。
でも一生記憶に残るような花を。


イチエッタと言ったらメールをよこしてくださる、
過去の花嫁様。
今でもブログ見てますよ、
花を見て癒されますよ、
楽しんでますよという言葉。

ああなんかオレラ愛されてるんじゃね?
とか勘違いしそうになる今日です。

だから「オレラ」とか禁止。

今日このブログを読んでくださった今の花嫁様も
過去の花嫁様も、
あの日、花を作らせてくださって、ありがとうございました。

あの日、きらきらとした一日、
それは砂漠の中の砂金ですよね。

毎日へとへとだけど、
砂漠をえんえん歩いてきて、思わぬところで拾い上げる
砂金の一粒、
それがあるから頑張れる。

ええ、ファイトですとも。
というここからの精一杯のエールが、
今日、必要な方へ、届きますように。


みなさま今日も本当におつかれさまでした。




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by ichiecd | 2015-12-13 21:46 | ブーケ | Comments(0)
新郎新婦様からのメール ブルースターのブーケ、京都まで あの日勇気を出した自分、グッジョブ!
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7月、京都まで届けたブーケ、プリザーブドフラワーです。
ブルースターという花で。

「あの日、このブーケのおかげで得られた幸せがたくさんありました。
勇気を出して依頼した私、グッジョブ!と言いたいです。」

今年の後半、何度も何度もこの言葉を反芻しました。

そうだ、こんなふうに言ってくださる方のために、
真面目に仕事をしたいんだ。
そう思った。

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花嫁様から許可をいただいて、お写真とメールをご紹介させて
いただきます。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
披露宴後半にお願いしたブルースターのブーケを持った瞬間
「そう!この大きさと軽さ!
まさに私の理想的なブーケ!」と
思いました。本当に救われた気分でした。

友人にも私らしいと好評で、
「えぇ?これトスしないの?」と言われました。
(するわけないやん!こんな素敵なブーケ!)(笑)

披露宴会場の装花についても、
数日前にブーケが届くので、それを見て
ブーケに合うように色味を調整してほしいとお願いしていました。
無事に装花もブーケにあったものにしていただけました。
(中略)

披露宴が終わり、送っていただいた箱に入れなおして
電車で帰路についたのですが、
すれ違う人がブーケを覗いているのがわかりました。
駅でおばあさんに話しかけられて、
今日結婚式をあげて、これはブーケですと説明したら、

「本当に綺麗で可愛いわぁ。いいわね~。ちゃんと幸せになるのよ~」

と言ってくれました。
あの日、このブーケのおかげで得られた幸せがたくさんありました。
勇気を出して依頼した私、グッジョブ!と言いたいです。

岩橋様はこれからもたくさんの花嫁さんを幸せにしてあげられるのですね。
私も幸せにしてくれて本当にありがとうございました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちゃんと、幸せになるのよ~って声をかけてくれた
そのおばあちゃまと、今、超シンクロ中。


私は、
この花嫁様とお会いできる機会は、
この先にないかもしれないけど、

あの日、一会のブーケを持ってくれて、
勇気を出してもとうとしてくれて、
本当にありがとう。

本当にありがとう。

何度でもそう言いたいですよ。




そして幸せにねと言えたら、いいな。と思う。

それが今日もまたこのブログを書く気持ちのすべて。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

当日、ブライズルームに入って一目みて
本当にお願いしてよかったと思った気持ちは、
式から1ヶ月たった今でも
リビングに飾っているブーケを見るたびに思い出します。

お花には全く疎い私ですが、
ブーケが飾ってあるだけで気持ちが潤っているようです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そう書いてくださった言葉が、今日、一会の確かな支えになりました。

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自分はなんでこんなに花嫁さんが好きなんだろうと思う、
それは、つまり、
エンデの物語の中に出てくる
「時間の花」と同じだから。

だと最近気づいた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それはモモがいちども見たことのないほど、うつくしい花でした。
まるで、光りかがやく色そのものでできているようです。

このような色があろうとは、モモは想像さえしたことがありません。
星の振子は、しばらく花の上にとどまっていました。
モモはその光景に、すべてをわすれて見入りました。

そのかおりをかいだだけでも、
これまではっきりとはわからないながらも
ずっとあこがれつづけてきたものは、
これだったような気がしてきます。

やがてまた振子はゆっくりゆっくりもどっていきました。
そして振子がわずかずつとおざかるにつれて、
おどろいたことに、
そのうつくしい花はしおれはじめました。
花びらが一枚、また一枚と散って、
くらい池の底にしずんでゆきます。
モモは、二度ととりもどすことのできないものが
永久に消えさってゆくのを見るような、悲痛な気持ちがしました。


振子がくらい池のまんなかまできたときには、
さっきのうつくしい花はすっかり散りつくしていました。

ところがそのときには、池のむこうがわに、
またべつのつぼみがくらい水面からうかびあがりはじめているではありませんか。

そして振子がゆっくりと近づくにつれて、
さっきよりももっとあでやかな花が咲きにおいはじめたのです。
モモはちかくによってながめようと、池をまわってゆきました。

こんどの花は、さっきのとはまったくちがう花でした。

やはりモモの見たことのないような色をしていますが、
こんどの色のほうが、はるかにゆたかで、はなやかな気がします。

においも、さっきとはちがう感じの、もっとあでやかなにおいです。
見れば見るほど、つぎからつぎとこの花のすばらしいてんが
モモの目に入ってきました。

けれどもやがてまた星の振子はむきをかえ、
花はさかりをすぎて、一枚ずつ花びらを散らし、
くろぐろとした池の底しれぬ深みに消えてゆきました。

しずかに、しずかに、振子は反対がわにもどってゆきます。
けれどさっきとおなじところではなく、ほんのわずかずれたあたりです。
そしてその場所、さいしょの花から一歩ほどはなれたところに、
またしてもつぼみがひとつ浮かびあがり、しずかにふくらみはじめました。

これほどうつくしい花があろうかと、モモには思えました。
これこそすべての花のなかの花、唯一無比の奇跡の花です!

けれどこの花もまたさかりをすぎ、
くらい水底に散ってしずんでゆくのを見て、
モモは声をあげて泣きたい思いでした。

でもマイスター・ホラにした約束を思いだして、じっとこらえました。
むこうがわにいった振子は、
そこでもまたさっきより一歩ほどとおくまですすみ、
そこにふたたび新しい花がくらい水面から咲きだしました。

見ているうちにモモにだんだんとわかってきましたが、
新しく咲く花はどれも、
それまでのどれともちがった花でしたし、
ひとつ咲くごとに、
これこそいちばんうつくしいと思えるような花でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ミヒャエル・エンデ「モモ」日々の気づきメモ

一会にわざわざ花を頼んでみようという花嫁さまは
いろいろなパターンがありますが、

せっかくお金をかけるなら、好きなブーケを頼みたかったから。
長年このブログをみてきて、真面目そうなので、花を頼みたかった。
検索したらあんまり見たことない感じで
自分の好みにあったから。
結婚式なんてやりたくないけれど、いろんな事情で
ドレスを着るから、せめて花だけは自分の好きな花屋で頼もうと思った。

いろんな理由がありますが、
それまでの紆余曲折をへて、その日花嫁さんになる自分、
それが、一番素敵だと思う。
一番、きれいな花。
誰よりも、どんなことよりも。

その、その日だけかもしれないけど、
これ以上ないってくらい確かな輝きに、
自分は、どうにも惹かれるんだと思うですよ。

その一瞬が、輝かないはずはない。

そして作り手の自分には、
その日、差し出せる精一杯の花を、気力を振り絞って
差し出すという時点で、
なんかほんとうに、これもまた「瞬間の花」だと思う。

一会のあとにくっついている
カルペディエムという変な言葉は
ラテン語で、
「今日という一日を摘み取れ」
という意味です。

カルペは、刈り取るという意味の命令形で、
ディエムは「今日」です。


 今日という、一日の花を、摘みとりなさい。



勇気を出して問い合わせてくださった花嫁様に
ありがとうっていう言葉と、
かなうかぎりのできる限りの祝福を。

願わくば、あの日電車の中でおしゃべりしたばーさまの、
幸せになりなさいよーという一声とともに、
長い人生に寄り添う、
ひとつの音色になりますように。


ではみなさま、今日もおつかれさまでした。



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by ichiecd | 2015-12-10 20:50 | ブーケ | Comments(0)
2シェアブーケ HANZOYA様へ それぞれのお母様へ 千日紅「色褪せぬ愛」
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先日のHANZOYAの花嫁様が、あのお色直しの前、
挙式に持ってくださった白ブーケ。

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ご両家それぞれのお母様にひとつずつ差し上げたい、
と、直前にシェアブーケをご希望になりました。

シェアブーケとは文字通り、
リボンをほどくと、いくつかにシェアできるブーケ。

小さな花束をうまく組み合わせて
一つのブーケを作ります。
技術、手間、花選び、それぞれ一工夫ずつが必要。

既にその日は目いっぱいだったので
うーん、と、受注に迷いましたが
ええいなんとかいたしましょう。


そして当日、ドキドキのお花直しの直前、
控室で花嫁様を待っているときのこと。

「もうすぐ花嫁様が戻られます!」と
プランナーさんから合図、
同時にこの挙式用ブーケが控室に戻ってきました。

お二人がお部屋近くまで戻ってきて、
そこで最後に、もう一枚、写真をここで!という
気配がします。

と、「あ、ブーケ!ブーケ!!」という声がして、
目の前でこのブーケがもう一度、部屋から取り戻され、
花嫁様の手に渡されていきました。

・・・嬉しかったなあ。

と、
こそっと、じーんと、してたことも
ここで暴露。

「色あせぬ愛」という花言葉をもつという千日紅は、
お二人が手作りした、指輪のモチーフに選ばれた花。

祭壇装花にも、お揃いであしらいました。

そのお写真は、また後日。



では皆様今日もおつかれさまでした。



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by ichiecd | 2015-11-25 19:46 | ブーケ | Comments(0)
シャワーブーケ ホテルニューオータニ様へ サーモンピンクのドレスに
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ホテルニューオータニ様へのブーケ、
「ドレスに似合っていてよかったです」と
花嫁様からメールをいただいて、
ほっとしています。




先日、一会からすぐの八芳園さまにお届けにいった
新人の登録アシスタントさんが
「袋を渡し忘れました!」と電話してきました。

一会では、ブーケやご両親贈呈用の花束に、
全部お持ち帰り用の袋をつけています。

八芳園までは車で数分、
往復してもらってもよかったのですが
その後の車のスケジュールは、既に数分単位で
ぎっしりつまっている状態。

そしてその日、新人アシスタントさんは午前中だけの勤務。

相談して、少し上がり時間を早めて
自分で袋を八芳園様にお届けにいってくれました。
GJでござんす。

私達は、いつもミスのない仕事を目指してはいるけど、
いつもミスがない、とは限らない。

でも自分で自発的に、自らのフォローをできるならば
それはもうミスではない。
それは「学び」。

だからもう彼女は袋を渡し忘れるというミスは
二度としないんじゃないかと思う。(かっこ、願望こみ)
自分が差し出した労力のとの引き換えに。

このアシスタントさん、一会設立以来随一というほど
「返事」がよいのです。
気持ちよく返事してもらえるってこんなに快感なんだーと
あらためて思う。

こちらは頼む側で、相手は一会に慣れないアシスタントさんだと、
どうしても頼めることは雑用ばかりとか、
お願いしたとしても
修正することとか、やり直してもらうこととか、
そういう注意よりの依頼ばかりになるわけですが、
頼んだら「ハイ喜んで!」というよな
お返事がいつも即座に返ってきまして
すっごく頼みやすいし、注意しやすい。
すばらしい。

一会という花屋をはじめて15年になり、
アシヤマさんとかポチとか、
いろんなスタッフに支えられてきました。

私一人ではできなかった仕事。

今も関係が続くアシスタントさんに
共通するのは、絶対的に、真面目だということです。

私自身が「くそ真面目」なので
こずるい、とか、
ちょっと盛ってこのくらいばれない、とか
小手先の嘘とか、
そういうのがどうにも苦手。

なぜならば、
生きている花は、小手先のごまかしがきかない。

いつも、いつもそう思う。

生きている花はごまかしがきかないので
対峙するには、誠意だけしかない。

しかしながら、5年選手10年選手と
彼女たちのライフステージも変わりまして、
新人アシスタントさんの働きも目覚ましいので
一会では登録アシスタントさんを
ひきつづき募集中です。



私がここで、
もし何かを差し上げられるとしたら
ひとつのことに全力を注ぐ、
という姿勢だけです。
花嫁さんに喜んでもらいたいという一心のための、
渾身の努力。

それは、かなわない時もありますが、
かなう時もあります。

そしたら、花嫁さんは涙を流すくらい感動してくれる。

「誠意」という愚にもつかない感情が、
こうして現実に、形をとることもできる。

と実感できる。

その仕事は悪くない。
いえ有難い仕事だと思います。



では皆様今日もお疲れ様でした。






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by ichiecd | 2015-11-14 19:01 | ブーケ | Comments(0)
和装のボールブーケ ザ・プリンスパークタワー東京様へ 自分の名前で仕事をするということ
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先日の挙式ブーケをお届けしたザ・プリンスパークタワー東京の
花嫁さまへ、こちらは和装用のボールブーケです。
プリザーブドフラワーで。

今日さきほど、お礼のメールをいただいて
見た瞬間に嬉しくなるような、かわいすぎるお写真もいただいて、
とりいそぎブログから御礼を。

ありがとうございました。
今日、その極上の笑顔を拝見できて
ほんとにほんとに舞い上がりました!

(・・・でもたぶんメールのお返事は週明けに。
大変申し訳ありません)


ちなみにこのボールブーケ、実は一度作り直しました。
かなり恥ずかしいですけど
最初に作ったときはこんなかんじ。

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これじゃダメじゃん!全然ダメじゃん!

と、もっかい花材をそろえ直して
既にいれた花を切り捨てて、
もう一度やり直す時間を、たとえ修羅場の最中であろうと
力技でもこじあけて花代をかけて、投資できるのは、
自分が今、自分の名前で花の仕事をしてるから。
だと思います。

雇われだったらこうはできないだろうなあ。


やはり毎週毎週ブーケを作っていたらダメな時もあるんです。
(開き直り)
しかしそこで、ダメだよな、と自分でわかって、
ロスを出そうと無駄であろうと、やり直せるのは、
自分が、この小さな花事務所の
オーナーだからに他ならない。


早朝8時の納品。
婚礼の仕事には珍しいことではありません。
それに間に合うように車を出すには、あと5分。

でもできればその5分の間に、ブーケを撮りたい、と
写真スペースにぶらさげたものの、
ゆらゆら揺れて、止まらないーーー。


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ぶれぶれー!

というのも、
いい思い出です。

ほんとか。


・・・いえ、ほんとです。
だって、
花嫁さんの笑顔に、こんなにも、
すべてが一瞬で報われる。

いい仕事だ、と思います。

自称、ウェディングの花屋。

名乗るだけなら自分ひとりでもできる。

そこを裏打ちしてくれるのは、
見ず知らずの自分に、高価な対価を支払ってなお、
ブーケを頼んでくださる花嫁様がいるからこそ。

岩橋さんに頼んでよかった、と言ってくださる花嫁さんが
いるからこそ。

その有難さを、忘れずにいよう。
そう思います。



柚売りのはづかしさうに値を言へる 野木藤子



そんなかわいい気配は微塵もありませんが、
値段をいう時はいつも、
少し息を吸って言う。

一会のブーケは、激安ではない。
でも、対価に値する花を。


では皆様今日も本当におつかれさまでした。





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by ichiecd | 2015-11-06 20:03 | ブーケ | Comments(0)
心象風景 ブラジル
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結婚式の花のブログという前提で
おおよそ毎日、一日ひとつ記事を書くと決めているものの、
ごまかせ今日のブログ!モード。

ブラジルのサンルイスという街で
はたはたとはためいていた、カラフルな旗。
南米ってこんなかんじ・・・?かなあ?
と思って撮りました。

いま心象風景がこんなかんじ。


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ええ楽しかったですとも。

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でも、市場で売られてるコーヒーの苗木につい反応してしまう、



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それは道路の中央分離帯にもぽつぽつと植えられていたりして、
10年後はおいしげっているのかなあと空想。



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なんで今回、ブラジルだったのかというと、
このレンソイスという砂漠を見たかったからなのですが、

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それは自分にとって、「砂漠の中の水」という
一大テーマを兼ね備えていた場所だったからなのですが、

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やっぱ南米は遠かった。

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そして冒頭に戻りますが
今一会はこんな感じです。
カラフルな旗がはたはたしてます。

手伝いにきてくださるアシスタントみなさまへ、
自分のコンディションがベストな位置に保てるように
必要なお弁当やおつまみや飲料など
各自で十分、用意するように。

目下、自分は、お花様のお世話係でめいっぱいなので
人様のお世話ができません。
適当に休憩して、自分で適宜、英気を養うように
お願いしたい。

私達の集中力には、限りがあります。
それは無限ではない。

だから、結婚式の花を作る、という仕事において、
ナマモノである花をもってして

最も大切なことは何か?

と問われたら、

たぶん迷わず言う、


自分のコンディションを必要な時にMAXに保つこと。

自分のキャパシティは100しかない。

気力、体力を、必要な時のために温存しておいて
必要なときに、十分に発揮できること。


それが週末であり、
というわけで本日よりメールは全部棚上げさせていただきます。
本当に申し訳ありません、
メールのお返事は暫しお待ちを。


では今日もおつかれさまでした。






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by ichiecd | 2015-10-22 22:39 | carpe diem | Comments(0)


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