ウェディングの花の演出とブーケ。たった一日の花、でもいつまでも残る花を。
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楽しむ花
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残念ながら・・
というのが本当に残念に思うくらい、
実はこれは私の作品ではなく
生徒さんの作品です。
このお写真も、ご自身の手によるものです。
あんまり素敵なので、
イヤになります。
心が狭い。
しかし、嬉しいです。

レッスン後に、生徒さんから
メールをいただきます。

おうちに帰って、また楽しくて
花を活け続けていたら
一緒に暮らしているインコに
「いい子にしてるのに遊んでくれない!」と猛抗議された、とか。

月に一度のレッスンの花を、携帯で撮って
お母様に送っているという方とか。
お母様もまたそれを楽しみにしてくださっているとか。

花の写真を葉書にして、お知り合いと私あてに
送ってくださるかたとか。

「今日作ったキャンドルアレンジに火をともして
これから夕食です、
でも、うどん、なんですけど」とか。


すべてのお返事は書けないのですが、
すべて、じーーーん!と
感動して拝読しています。


一会のようなへんぴなところへ通ってくださって
そうして花を数時間楽しんでくださって、
またそれをおうちでも楽しんでくださる。
こんなありがたいことがあるでしょうか。
いやないです。
講師として、ほんとに、こんなに、
ありがたいことはございません!!!
メガホンで申し上げたいくらいです。


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こちらは、ご自分の大事にしているぬいぐるみに
余った花をつけて遊んでみました、というお写真。

私はそのとき、この送られてきた写真を見て
思わず大笑いしてしまいました。
すごく疲れてたのに疲労が瞬時に
ふきとびました。
嬉しかった。
すぐにお返事を書き、許可をいただいて
このブログに掲載しました。

しかし、言葉足らずでした。

その方がその日初めていらしてくださったこともあり、
かえって「あんな写真を送って、失礼だったのでは」と
恐縮されてしまったのです。

なので、いったん削除して、その方にもう一度許可を得て
あらためて掲載することにしました。

楽しんでくださって、嬉しかったです、
そうお伝えしたくて。


「花はこう生けるべき」「こう生けねばならない」
というルールみたいなものは、確かにあります。
でもそれは、こう生けたらよりよく見えやすいという
黄金率のようなものです。
あるいは基本を手で覚えるためのものです。

だから、楽しんでもらえるのが一番です。

インコやご主人やお母様や大事なフクロウのぬいぐるみ、
そうした、そのご自身の時間と一緒に、
その方のそばで、ひと時を生きて咲くことができるのなら
生きている花にとってこれ以上のことが、あるでしょうか。
いいえ、たぶんありません。

どう咲いても結局は捨てられていくわけだから
その時間を、皆さんの傍らで、楽しんでもらえるのなら、
ときどき眺めてその気持ちを和ませるのなら、
それ以上のことはない、と思うのです。





そしてもうひとつ、小声で、付け加えるならば、
私はこのブログで、遠まわしに誰かを批判したり
揶揄したりといったことはしない、と
決めております。

そう決めることである意味「規則」ができて、
それが結局自分を助けるからです。
言葉には言霊があるんじゃないかとかそんなあやしげなことを
どこかで信じているから、ということもあります。


(しかし愚痴は山ほど言っていますが。。。
それはあの、愚痴は言えば気が済むことなので・・・
誰かや何かを批判するということはございません。

誰かを不快にさせることはブログには書かない。
なので、ここに掲載することは
本当に好きで楽しかったからです。
しかしちゃんと伝えないと伝わらないかもしれない。
そうも思いました。勉強させられました。


私は、もう、今は自分で仕事をしているので
心が伴わない仕事はしたくないし、
好きではない人と一緒に仕事をしたくないし、
いくらお客様でも、その生徒さんのことを
影で笑うくらいなら、いっそ、お断りします。
そんな程度の仕事というなら、こんな思いをして自分で一会をするより
どこかに雇われてするほうがずーっと楽です。

だから、今きてくださっている
生徒さんのことは一人ずつ本当に大事ですし、
お一人お一人とゆっくりお話をする時間が
あまり多くはないですが、でもいただけるメールはとても嬉しく
拝読しています。

その方の毎日に、そこに花を添えられるのなら
こんなに嬉しいことはありません。

という、超・演説かつ年寄りモード。)


8月23日の13時からのブーケレッスンは満席になりました。
16時から追加レッスンをするか、お返事待ち中です。

12日のほうはまだがらがらです。
お盆だから・・・ですよねえ。


リクルートのお返事もまだまだ葛藤中です。
申し訳ありません。

では、みなさま今日もお疲れ様でした。
by ichiecd | 2008-07-14 23:16 | ブーケ&装花スクール | Comments(0)
1年後 ただ1度 きらきらの瞳で

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それは一年前、ブーケを
お届けさせていただいた方、
今は海外にいる新婦様新郎様おふたりから
メールで写真が届きました。

私の中でと一会の中ではそのときのブログ記事タイトル
「きらきらの瞳で、の新婦さん」で、どんな花だったか
思い出せるしその笑顔を思い出せる。
そんな忘れられない新婦様のおひとりです。

偶然なのですが、私のブログをすみずみまで
読んでくださり、たまたまお届けしたアシスタントの
名前と自分の名前が同じだということで、
そのことでも、とても喜んでくださいました。
じーん。


朝は震えるほどなのに
市場から戻るころは汗をかくこの気温差は、
けっこうこたえます。
(私だけかな?
ほかの花屋さんはどうなんだろ、
と、そういえば、いつも思う・・・
「極端な温度差は花に良くない」というのをまるで
身をもって知らされているような気がします)

へこたれるし、朝起きられないし、眠れないし、
毎日騒いで過ぎていく、そんな毎日が積み重なった
その一年後、数年後に
「引っ越しました」、「赤ちゃんが生まれました」
そういって以前ただ一度お手伝いしただけの
花屋へお便りをくださるあのときの新婦様へ
この言葉にならない声が、届きますように。
今日この日もまた力をいただきました。ということ、
ただ1度だけ、あの日に、花をお届けできて
幸せでした。


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ありがとうございました。



では、皆様今日もお疲れ様でした。

明日もどうぞよろしくお願い申し上げます。
by ichiecd | 2008-07-04 22:28 | carpe diem | Comments(0)
ご両親様への贈呈用のお花 プリザーブドのレザーフレーム
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お届けしたのは、装花でもブーケでもなく
ご両親贈呈用のこのお花だけです。

ちょうど一会で母の日ギフトの販売をしたころ、

新婦様から最初にメールをいただいたときは
もう母の日のギフトも受付終了という時期。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
九州ですので一会さまに会場装花はもちろんのこと、
ブーケも生花では望めません。
ギフト用も以前にウェディングで
ご利用の方のみとのことで、
それならば母の日ギフトで、と思っていたのですが、
今年は先行予約のみとの記事を読んだ時は
「なぜ欲しいのなら確認のメールを
出さなかったのだろう」と自分の小心さを恨みました。

ですが、今年も母の日ギフトを
予約受付するということで、
思い切ってメールさせていただきました。
文章が下手で、思いは伝わらないかもしれませんが、
ほかの花嫁さま方と同じように、私も一会さま
のお花が大好きで、とても大切にしたいものです。
岩橋さんの作るお花を母や義母にも見せてあげたいのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
気持ちのあふれるような長いメールをいただいて
その末尾にあった携帯へ
読み終わるなり、いきなりお電話したのでした。

もし、今日か明日にご注文確定をいただけるのなら
製作する時間がある。
でもあさって以降は無理だというような
ぎりぎりのスケジュールだったので。
母の日ギフトではなく通常のギフトとして
お請けする形で、お届けさせていただきました。

やがて、御礼のメールをいただきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いつもブログで見ていた一会さんのお花が
目の前にあることがしばらく不思議でした。

贈呈の時、それまで泣きそうな顔をしていた母が、
アレンジを見て「わあっ」っと
顔をほころばせたのがとても印象に残っております。
一会さまのお花は皆を笑顔にする力があるんですね^^

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご自分で撮ってくださったこのお写真は、
モノクロにしてエンドロールで流してくださったそうです。

本当に、ありがとうございました。


この5月は、あっというまでした。

今日は、夜に私用があり、しかし
よほどキャンセルして寝てしまおうかと思ったのですが、
なんとか持ちこたえて、それまでの時間に
たまっているメールを少し、返しました。
仕事はけっこう好きなんですが、
労働はぜんぜん好きじゃない・・・
できることなら朝でも夜でもなんぼでも寝たい!

しかしそれを踏みとどまるのは、
それはやっぱりこんなふうにメールをいただけるから、
新婦様の笑顔に揺り動かされるから。
依頼してくださる編集者の方に応えたいから、
大事なお客様を一会へ紹介してくださる
プランナーさんに恩を返したいから、
アシスタントさんを少しでも早く家に帰したいから、
いろんな理由はそれぞれ確かに本当です。

でも一番の理由は、そうやって持ちこたえた後に
修羅場あけに飲む一杯の
ドトールのコーヒーが
どれほど美味か、もう涙が出るほど
どんなに美味しいか、
味わいたいからかもしれません。


絶え間なく続く緊張と、やってくる安堵。
どんな名店の料理ともまったく違う種類の美味。
どこかある種の中毒に似ています。

ふらふらになりながら飲む
市場のカップ入りのココアに、
涙がでそうな数分間。

ましてや○○の鴨や××の穴子にいたっては
なにをかいわんや、と。
はあ、もう、おいしゅうございます。身が溶けます。
(○○や××には適当な店名をいれてください。
私は別にグルメではないですが、
自分の好きな店をこんなところでうっかり書いて
予約がとりにくくなっては困る。
なんたる打算。)


だから結局は、せっせと働くのって
一番は自分のためなんだなあ。
などと分りきっているはずのことを、
あらためて思う5月の夜でした。


あーあの鴨を今、食べたい・・・

では皆様今日もおつかれさまでした。
by ichiecd | 2008-05-27 23:32 | 会場装花 | Comments(1)
ブーケ オーバル みどりのしずく 横浜ガーデン様へ  
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淡いみどり、純白の一重のバラ。
シンプルなようでいてたくさん、たくさんの
花で作られています。

一重のバラは、お母様がお好きなので、
というリクエスト。

大きなほうがウェディングドレス、
小さなほうがオードリー。
そしてスズラン。
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グリーンの小さな小さな花はアルケミラモリス、
あじさいのようなのはビバーナムスノーボール、
サンキライの実、ワイヤープランツという細いつる、
アイビー、ラグラス。


ブーケをお届けに行ったアシスタントさんに
やっと落ち着いて話を聞いたところ、
本来はホテル様へお預けするようだったのに
新婦様が「ぜひ会いたいから」といってくださって、
直接受け取ってくださって、とても喜んでくださって、
少し涙ぐまれてさえいらしたそうで、


今、この記事を書きながら、本当は
今日はもうブログは早めに切り上げよう、
そう思っていたのに、次に
続ける言葉が浮かばなくて、
なんと書いたらいいのか
どう言えば伝わるのか、
空白のこの行を、
埋められないまま、


見つめるPCの画面の片隅で、
小さな時刻の数ばかりが増えていくだけです。

もしかしたら
これはどんなに考えても
一晩たっても数日たっても何年たっても
言葉は見つからないのかもしれません。

いつか思いはいろあせても
私がその話を聞いた瞬間は結晶みたいに
残っては降り積もっていく気がします。

新婦様からのメール、お電話、
母の日の御礼のメールもいただいて
ただ本当にありがとうございました。

おってまたご連絡差し上げます。
本当にありがとうございました。

*明日14日はエキサイトブログのメンテナンスだそうで
午後にこのブログが見られない時間があるかも
しれません。どうぞよろしくお願い申し上げます。

では皆様、今日もおつかれさまでした。


寝よう!
おやすみなさい。
by ichiecd | 2008-05-12 22:46 | ブーケ | Comments(0)
ブーケ ラウンド おとぎ話のような
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バレリーナという小さなピンクのバラ、
真ん中にあるのはロマンティックレース、
やや右下がクレームドパルファム、
深いアプリコットはトワサンセットカップ。
副材としてあしらう小花は、アストランティアや
桜小町やアスチルベです。相変わらず好きな花ばかりです。

「花には、物語が欲しい」。
などと思います。

それは、夢物語でも、おとぎばなしみたいでも
まあいいんじゃないか、と思うのです。
結婚式というのは、多くの新婦様がその後おっしゃるように
たぶん、夢みたいな、不思議な
一日ではないかと思うので。

ちょっと現実味がないくらい、きれいすぎる夢。
でもそんな一日が、やがて珠玉の思い出になるように、
そこに花を添えられたら、と思います。


先日、ご結婚一周年目のあるご主人様から
メールをいただきました。
あの日のブーケと同じ花を
結婚記念日に妻へ送ってほしいというご注文。
以前このブログに載せたブーケの写真までが
丁寧に添えられていました。

だんな様からのこうした御注文はなぜか一様に、
ちょっと硬いくらいの文章で、丁寧で、
恐縮するほどです。
1年ぶりに拝見する懐かしいお名前。
しみじみと嬉しく、花をお送りして、
そしてまた先に頂いてしまった御礼のメールを
何度も、読み返したりしています。
花というものの力を、思わされます。

「大変なお仕事でしょうが頑張ってくださいね」
いつもいつもたくさんの新郎新婦様に
かけていただく言葉。

大変な仕事なのは、たぶん本当です。
でも先日の、カラーのお話もそうなのですが、
夢物語のようなおとぎばなしのような、
美しい・・・と言葉にすると照れてしまいますが、
でもとても、美しい、そのひとときを
分けてもらえる稀有な仕事なのもたぶん本当です。


忙しくなってきて、街を歩きながら、ふと
「帰って、寝よう」と無意識に声に出てしまうほど
怪しいやつになりつつあります。
でも、へろへろとよろめきながら市場に行くと、
良い花がたくさんそこにあるのです。
あれも欲しいしこれも欲しいし、
それもかわいいし、くー。
悩む。
予算オーバー。
どうする?
買う?
葛藤。葛藤。
買う。
かわいーーーーーーーーーーーー。

ハッピーホルモンが山ほど出ていて、
まあやっぱりいい仕事だなあと思うのでした。


では、皆様今日もお疲れ様でした。

ちなみに今、一会のFAXがやや調子が悪いのです。
ええいこんな修羅場時に。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
早急に復旧を・・・
by ichiecd | 2008-04-30 23:48 | ブーケ | Comments(2)
卓上に置く花 ゲストテーブル装花
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ネタはいっぱいあるのですが
書くだけの余力がない
そんなときは、
とりあえず
花の写真でお茶をにごします。

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今日のタイトルとは裏腹に、
とりあえず置き場所がなくて
卓上に飾る花を、棚の上のスペースに
ひとまず置かせていただいているところ。
待ち時間に撮ってみただけです・・・。(小声になる)

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とりあえずな写真でも、花のおかげで
お茶をにごせそうな雰囲気になるので、
実は、便利な職業なのかも。


ずっと以前の話です。
普段は、占いなどまったく見ないのに
そのとき、一度だけ見てもらった手相観の方に
「あなたは、たった一人で仕事していたとしても、
花と話している、そんな仕事をしている手だ」と
いうようなことを、言われたことがあります。

きっと、
「手相を観てもらう」という普段自分がしないことを
思いつく時点で、既にひよっている時期なのでしょうが、
そして、だからこそなのかもしれませんが、
その言葉はずっと長く、大きな支えになりました。
「占い」というものにつきまとうような
ふわふわした観念ではなく、
現実として、ちゃんと私が一日仕事をする日を伸ばし、
それを支えてくれた、
そう思います。

今もときどき両手を見て、
その線が薄れてないかどうか
こっそりと確かめてみたりしています。

今も、ちゃんと花の声を聞けているだろうか?
そう思って。

 「いつかあなたが有名になったら、
 このエピソードを本に書いてね」

そのとき最後に、その手相観の方はそう言って
笑ってくださって、本ではなくこんなブログなのですが、
でも感謝をこめて。

日笠雅水さんのテソーミルーム http://www.1101.com/maaco/tesomi/index.html


ではみなさま、おつかれさまでした。
(ほんとにおつかれさまでした。復唱)
by ichiecd | 2008-04-17 22:05 | 会場装花 | Comments(0)
選別
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右上から、白が「ジーノ」、
淡いピンクベージュの「スイートローズベール」、
ラベンダー色の「リトルシルバー」
セピアピンクの「エスター」。

どれも、わずかながら花弁に傷がついていて
ブーケには使えなかったバラです。


選別された、こういう花たちは、
会場装花やギフトアレンジになります。
なりきれない時も、たまにあります。


少ない脳をとことん、ぎゅーっと絞って、
花のやりくりを考え、少しでも、
くまなく無駄なく使い切ろうと考えても
やっぱりロスはあります。
私の中のボーダーラインは
やはり厳としてどこかにあって、
これを下回ったらもうお客様には出せない。
そんな花は最後には
この一会のある小さなマンションの
前の路地に出されます。

 ご自由にお持ちください。

最近は、近隣の方にもその習慣が浸透されたのか、
道路に花を出しておくと、一瞬でなくなります。
秒殺。

でも嬉しいことです。

願わくば、お持ちになった方の時間を、
その花がひととき照らすことができますように。

などと偽善のようなことを思いつつ、
いやしかしそろそろ募金箱でも
置いていいんじゃない?などと
腹黒いことも考えつつ、
では皆様今日もお疲れ様でした。
by ichiecd | 2008-04-07 23:41 | carpe diem | Comments(0)
クリスマスツリー
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25日に閉店する予定の、マリナドブルボン桜新町店様に飾った、
最初で最後のクリスマスツリー。

「天使をトリカゴにとじこめてみました~」と相変わらず能天気な
アシスタントうさぎの弁。



一生懸命によい仕事をすることと、
それが仕事として、きちんと成立することは
また別の話です。


一会は、花屋さんではなくアトリエなので、
完全に受注生産です。
最初に請けた注文の金額があって、そこから
器や資材や人件費や車や場所代の経費を差し引いて、
残りをすべて花の仕入れにあてます。

何度も電卓をたたいて、文字通り1円でも安い花を市場で探し歩いて、
少し安く仕入れられたら余った分でさらに買い足して、
新婦様や生徒さんに、1輪でも、多くの花を渡せるように。
少しでも満足を多くもらえるように。
そしてそれできちんと利益をだして、
スタッフにちゃんとお給料を払えるように。


それでも毎回のように、たくさんの花を捨てます。
新しい花が入ってくれば、そのメンテナンスをしなければなりません。
古い花のメンテナンスに割く時間も人手も、余裕もない。
毎日のように、切って捨てます。


それはどんなにときを重ねても、なれることはありません。

「いいよ、捨てて」。
アシスタントさんにそう言う一瞬の苦しさは、たぶん一生、慣れない。



これが花屋さんなら、お客さんに見てもらえる、せめて店のディスプレイになる。
そんな言い訳がたちます。
でも一会のような限られた空間、」マンションの一室での花のロスは、
本当にただ仕入れて、捨てるだけになってしまう。


これが趣味なら、新しい花をいくらでも使って、
時間もいくらでも使って、工夫を凝らして、好きな花を好きなだけ
生ければいい。

でも私は、仕事なので、食べていかなければならないし、
ここの家賃や車の経費もあるし、
アシスタントさんにもできることなら少しでも多い給料を渡したい。

わずか、1万、というお金を稼ぐために、切って捨てていく花。



しかししばしば、「花の値段なんてあって無いようなもんでしょ?」
といわれてしまったりするのでした。

「花屋さんて、儲かるんでしょ?」
と、言われるのでした。

「そんなに欲張っちゃだめですよ」


自分でも初心なことに、毎回、こういうせりふに
へこむのですけれど、これもやっぱり、慣れない。
花を好きでいることと、花を仕事にすることは、まったく別のことで、
でもそれは好きなことを仕事にする人が常に直面する
問題なのだろうとも思います。
とほほ。

ではみなさま今日もおつかれさまでした。
by ichiecd | 2007-12-23 21:51 | carpe diem | Comments(3)
稽古   白玉椿、南京ハゼ

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新婦様からいただいた嬉しいメールをいくつも、
ひとまず横において、
今日はブログをひとやすみです。
ごめんなさい。でもそういう記事こそちゃんと書きたいので・・・

PCはあぶなっかしいし、自宅は上の階から漏水するし
なんでまたこんな忙しい時期に。
・・・こういう日は個人的な花の稽古の話で
お茶を濁そかという魂胆です。

以前も何度か書いたことがありますが
月に一度、個人的に、和の花を学びに出かけます。
「先生」ではなく「一生徒」になります。



それは、自分自身の「稽古」です。



結婚式の花の仕事をしている普段は扱わない
和の花を生ける、という因子は、もちろんあります。

ただ私には、これは形を学ぶとか花の扱いを学ぶとかいう
即物的なこと以上にずっと、
これは稽古なのです。
それはたぶんお茶などを習うのに似ています。
形を習うのではない、形式をまねるのではない、
その場所で、そこに向かう心のありかたを鍛えている、
そんなかんじです。
だから休まずに通います。
一度の休みは一度の休みではない。
花という生き物を、
それもまた生き物である自分のてのひらと、この目で、扱うのに、
毎月欠かさず、ということが要(かなめ)になる気がするので。
ある意味、この仕方ないブログを毎日書いているのと似ています。


とかなんとか握りこぶしで演説しつつ、
今日もお疲れ様でした。

しかしあの、水浸しの部屋どうするかなあ・・・・とほほ。




・・・って、
翌朝になって見直したらなんぼなんでも
演説しすぎなので後半少し削りました。
赤面しました。きゃー。
by ichiecd | 2007-11-26 23:59 | carpe diem | Comments(3)
花を仕事にするということ 2 
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以前ブログに書いた、このときの新婦様からメールをいただきました。
この日もあまりにも忙しくて、写真さえ撮れなくて、
でもどこかでこのブーケのことが気にかかったままその日を
すごしました。

どうしても横浜までは届けられなくて、
お断りしてしまった新婦様。
でしたら取りに伺いますから、そうおっしゃってくださって、
ためらいながらOKのお返事を出しました。
新婦様に、挙式前日にそこまでさせることを、迷いました。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


29日は、素敵なブーケ本当にありがとうございました。
お陰様で、無事式を挙げることが出来ました。
どうもありがとうございました。
昨日までバタバタと片付けなどをしていたため、お礼のメールが遅くなりまして、
大変恐縮です。

ブーケはすごくかわいらしくって、カメラマンさんにも
いっぱい写真を撮ってもらいました。
色合いもかわいらしかったのですが、
香りもすごく良くて、幸せな気持ちになりました。

お開き後にブーケの上に2人の手を重ねて
写真をとっていただいたのですが、その際、
お開き後だったので当然カラーブーケだったのですが、
わざわざ介添えのメイクさんに
控え室まで一会さんのブーケをとりに戻ってもらい、撮影をしました。(笑)

当初、以前にもお伝えしたとおり他でもブーケを頼んでいたこともあり、
ブーケの加工はしないつもりだったのですが、
新郎に「本当に残さなくていいの?気に入ってるんでしょ?」
と言われ、その言葉に甘え、3D加工することにしました。
一会さんを通してお願いできればよかったのですが、
急に決めたことだったので、会場にお願いすることにしました(高い。。。)
お花の鮮度が気になるところですが、なんとかなると信じてます(笑)


また、新郎のブート二アはせっかくなので、
会場から帰るとき、メイクさんに頭にさしてもらいました。
自己満足かも知れませんが、すんごくかわいかったです。
その後、友達と軽く歓談した後、親戚たちと夕飯を食べ、
ホテルについたときは、ちょっとお疲れ気味でしたが、
すぐにコップに水をなみなみと入れ、
茶色く変色した花びらを何枚かはがしたら、また元気になったように思います。
昨日の夜からは、我が家の食卓を飾ってくれています。
いつまでもってくれるかはわかりませんが、
最後までかわいがってあげようと思います。

本当にどうもありがとうございました。
ブログも拝見させていただきましたが、
ちゃんと持っていくことができました。ご安心ください。
ブーケを届けてくださったアシスタントAさんにもよろしくお伝えください。
お仕事がかなりハードにも関わらず、
素敵な笑顔で届けていただき嬉しかったです。
お花みたいにかわいらしい方でした。

また、機会がありましたらどうぞよろしくお願いいたします。
取り急ぎお礼まで。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


こんなに嬉しいメールをいただいて
こんなに嬉しい仕事をさせていただけたことに、
心から御礼申し上げます。
ああ、お引き受けさせていただいて、よかったんだな、と思う
安堵はたとえようがなくて。

同時に、過酷なスケジュールの中で
満面の笑顔で届けてくれたアシスタントさんにも
言葉に尽くせぬ感謝を思います。
そのブログに出てくる、終電で始発のうちのひとり。

私たちの仕事は、
「花」というものを届けているわけではない、
そういつも思います。
それは言葉ではないし、物体ではない、
見えない、触れられない、確かめられない、
でも現実に絶対にそこにある何か、心というもののひとつが、
花という形をとるだけです。

アシスタントさんにそんな話をしたことがあるわけではないのに、
そうしてこぼれる笑顔で花を届けてくれたことが、
そうしてそれを新婦様が喜んでくださったことが、
心が震えるほど嬉しかったのです。


このメールも何度も読み返して、力にさせていただきました。
本当に、ありがとうございました。
by ichiecd | 2007-10-26 00:28 | ブーケ | Comments(1)


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