ウェディングの花の演出とブーケ。たった一日の花、でもいつまでも残る花を。
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壁をたたく
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市場で、一通り花を仕入れ終わっているのになんとなく物足りない、
あともうひとつだけ、あと一種類だけ、何かここに欲しい、
その花が揃えば完成するのに、という時があります。

そこでもう少し、と探しながら歩き回ってるときは
その花が何かはよくわからない。
あれも違う、これも違うとずーっと探し続けて、
あ!と見つけた瞬間、ああこれが出口だったんだ、とやっと解る。
・・・気がします。

それは、閉じ込められた空間でたった一人、
真っ白な壁を端から端までたたき続けているうちに、
ある日、突然その一部ががたんと外れて
また別の空間へ通じるような感じです。

(と余計にややこしい例えをする。←得意技です。)

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それは少し「人生」みたいなものに似ているのかもしれません。





写真は去年の2月、パリからの復路。

さて今年はおフランスへいけるかどうか、今はほんとに五分五分です。
打てる手は全部打ちつつ、どうでしょう、ちょっと厳しいかなあ・・・。

今日はブログもひとやすみです。
皆様今日もお疲れ様でした。
by ichiecd | 2007-01-26 23:29 | carpe diem | Comments(2)
空と海の景色  国府津
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東海道線沿いにある、
「国府津」という駅で降りた海の景色。
こうず、と読みます。
小田原の近くです。


頂いているお写真もメールも、掲載する写真も
たくさんあるのですが
今日はちょっとひとやすみです、すみません。

今日打ち合わせにいらした新婦様は、
大手旅行会社にお勤めだそうで、1時間ほどブーケの打ち合わせをして、
最後にお茶を飲みながらひとこと
「旅はお好きですか?」

ってそんな。
「今の私にそんな質問を・・・?」と思わず素が出ると
後ろでアシスタントNさん爆笑。
笑いすぎです。
失敬な。

そこからえんえん旅についてすっかり長話になりまして
夜分に申し訳ありませんでした・・・。


すでに何度も書いた気がしますが
こういう、ただとりあえず、広い景色が好きです。
なので特に岬は好きで、空と海とか一望できるただ眺めの良い場所、
たいていは電車やバスをのりついで、朝一に家や宿を出たとしても
着くのはたいてい昼過ぎ、
そこから夜まで大概は、ずっとその海べにいます。

そこで何してるの?と聞かれると困るのですが、
何もしないで、ただぼーっとその広い景色を見ているだけです。
なにか深遠なことを考えているかというとまるでそうでもなく、
帰ったらあの見積もりを出さなくちゃとか、
スタッフのみんなにこのルールを徹底してもらわないとまずいよなとか、
じゃあ掲示板に書いたらいいのかあるいは一人ひとりに話をすべき?とか、
そういう、もんのすごく、現実的な、普通のことです。

たぶんいつも都内で、
エブリィを運転しながら考えているのと同じレベルのこと。


でも旅先だと、
それがちょっと地に足が着いていない状態になります。
足元が5センチ、浮く感じになります。

少し客観的になって、
少し気が楽です。

そうして仕事のことを考えながら、ふと前を見ると海があり、
また仕事のことを考えながら、またちょっと目をあげると空があって、
そういう繰り返しのうちに、自我というものがただの輪郭になり
自分を構成する粒子がまわりの空気に溶けだして、
かわりにそこへ、その見ている景色の因子が満ちるような気がします。
漱石の「行人」の中に出てくる「あの百合は僕の所有だ」*というのにも
少し似ているような。
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それは、時計でいう「オーバーホール」みたいなものかもしれません。
しばらく経つとどこか故障というわけではないけれど、
なんとなく以前ほど快適には動かなくなってくるので、
で、ひとつひとつの部品を全部分解して、
古い油をぼろ雑巾できれいにぬぐって、
またきれいな油をさして組み立てなおすような、そんな感じです。


わけわからん、と思われた方には申し訳ありません。
岬が好きなのでというと必ず聞かれる「何故、岬・・・?」という疑問に
長年自分でもよく分からなくて「なんででしょうねえ」と
マヌケな答えを返していたので、
近年やっと回答を見つけた嬉しさとともに、以上、お返事まで。

今日も一日、お疲れ様でした。


*
兄さんは時々立ち留まって茂みの中に咲いている百合《ゆり》を眺めました。一度などは白い花片《はなびら》をとくに指して、「あれは僕の所有だ」と断りました。
 (「行人」三十六 夏目漱石  参照青空文庫 )
by ichiecd | 2006-12-20 23:58 | carpe diem | Comments(2)
ごみのこと
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 「寒いときは寒いところに」

というのも自分の旅ルールのひとつですが
ちょっと陽が恋しくなって、
今日は休憩がてら、以前訪れた伊豆大島、晴れた日の写真を。

いつからか、その日、持ち歩いているペットボトルを
ついでに写真にいれてこうして撮ることが多くなりました。
まるで魚拓のタバコのような。
あるいはそこに確かに自分がいた小さなしるしのような。

ほんとうは、環境問題を思うと
ペットボトルでなく水筒であるべきなのですが。

一会は東京、港区にあります。
ごみは不燃ごみと可燃ごみと資源ごみの三種類。
なるべくきちんとわけています。
花の仕事をしているのに
そういう問題に無関心なのも、いかがかと思うので、
ごみの分別とか減量化とか、
なるべく心がけたいものだ、などと考えて
アシスタントさんにも出来る範囲でお願いしています。


以前、堀江謙一さんのリースを作らせていただいたときも
なるべく多くのものが海に還ることができるように心がけました。

先日、その折にお世話になった
電通の土田さまから、長いながいレポートをいただいて
また感無量で拝読しました。
自分の名前がそこに出てくるのは、不思議な感動でした。

世界一周:サントリーマーメイド号のリースについては
こちらの記事を。メイキングページもあります。
http://www.flowers-ichie.com/mermaid.html

ありがとうございました。
by ichiecd | 2006-12-07 23:43 | carpe diem | Comments(0)
景色だけで
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朝は生け込みの仕事。
昼からずーっとメールと見積もりと準備、電話、FAX、
今週末からますます忙しくなるのは目に見えているので、
少しでも、と、ニガテな事務作業をせっせと片付けています。

・・・ちょっと逃避、もとい休憩中です。
写真は北海道の焼尻島。


どこだよそれは。
ここ。


一会のある東京・白金近辺は、
ほんとうに名前ばかりがつっぱしってて
なんにもないところですが
少し足をのばせば美味しいお店が散在する、
それだけがとりえみたいな、実に地味なエリア。
なので美味しいものは元気になるし嬉しいし好きだし
たまに奮発して行くのですが、

でも旅先で食べるのなら、私の場合、
朝昼カロリーメイトで夕方コンビニのお弁当でも
モスバーガーでもいいです。
(たいてい、旅先には
マクドナルドとかはないです。
旅の嗜好としてそんなメジャーな地域には、
あんまり行きません)

ラビラントの一皿も、
この景色で食べるおにぎりひとつも
自分の中では、秤にのせて同じ位置です。



景色が御馳走。


これは私の「旅のルール」7か条のひとつで、
でも説明すると朝まで語って長くなるので以下割愛です。
島に一軒しかない食料品屋さん(というほか呼べないお店が
まだまだあります)
で、適当にお茶となにか食べるものを買って、
空と海を見ながらそれでもう充分という気がします。

で、仕事に戻ります・・・。
by ichiecd | 2006-10-03 20:34 | carpe diem | Comments(0)
コスモス 旅の景色
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桂川の岸伝いに行くといくらでも咲いていると云うコスモスも時々病室を照らした。コスモスはすべての中で最も単簡でかつ長く持った。余はその薄くて規則正しい花片と、空に浮んだように超然と取り合わぬ咲き具合とを見て、コスモスは干菓子に似ていると評した。なぜですかと聞いたものがあった。


 夏目漱石「思い出すことなど」  参照 青空文庫

以前、なにかの雑誌で誰か忘れてしまいましたが著名な方が、
「漱石の文章は日本語として、アガリのレベル」というようなコメントを
書いていて、
今日この短い文章を掲載するにあたり何度か読み返したのですが
「・・・まったくだ」と深々と思いました。
そういえば去年の秋も、同じことを思いました。





写真は茨城、五浦海岸近くに咲いていたコスモス。
風に揺れていて、撮っても撮ってもぼけてしまって、
何度もデジカメのオプティオを構えて撮り直した記憶があります。

いつかどこかで、誰かに、このコスモスを見せたい時が
あるかもしれない、と思って。
見てほしいという日がくるかもしれないと、なんとなく思って。

たぶん、今日がそうでした。



と、まとめたところで終わりたいのですが
実は、週末そろそろ修羅場モードに戻りつつあり、
以前の写真を載せてやりすごす魂胆です。
今日は体力温存してここで終了します、
メールとコメントは、また明日お返事しますのでちょっとだけ
お待ちください。
by ichiecd | 2006-08-26 01:00 | carpe diem | Comments(2)
昔、なりたかったもの
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北海道、室蘭にある「地球岬」。


昔、なりたかった職業は、「灯台守」でした。

大学受験をするときに、本気でなれないだろうかと
調べてみたことがあります。
「気象大学に入る=理数系の点数が必要」ということが判明し、
自分の模試の結果を見て、最終的に断念。


灯台守だったら、人とあまりしゃべることもなく
たくさんの時間、海を見ていられるだろう、という
しごく単純で、おそらく大間違いなイメージ。

実際なってみたところで、無人化が進む昨今
あっというまにお役ご免となり
食いっぱぐれていた可能性大です。


でもこうして岬からの光景をみると
ときどきそれを思い出します。

自分が花屋になるだなんて、
思いもしませんでした。

不思議なような気がします。でも
当然なような気もします。


皆さんの、昔なりたかった職業は何ですか?
by ichiecd | 2006-07-03 23:07 | carpe diem | Comments(2)


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