ウェディングの花の演出とブーケ。たった一日の花、でもいつまでも残る花を。
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クレーの天使 2
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レッスン報告の続きやニュースやいろいろあるのですが
今日はちょっと休憩です。

写真は九州の湯布院、お茶に立ち寄っただけですが
「玉の湯」という高級旅館。
片隅のマトリカリアがかわいかったので。

下は途中通路にいた天使、これもかわいかったので。


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 (前略)

 ちじょうにさくすべてのはなのなまえをおぼえても

 (中略)

 せかいはたべきれないごちそう

 かなしみすらいきるよろこびだと
 あったこともないてんしはいう
 おこったように



 「未熟な天使」谷川俊太郎『クレーの天使』より一部抜粋

この本についてはこちら、以前の記事です)
by ichiecd | 2006-09-08 01:20 | carpe diem | Comments(0)
不如帰
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数年前
この人に会わなかったら
たぶん私はここでこうしてブログなんか
書いてなかったんじゃないか、という人から頂いた、
鉄製の器。

 不如帰
 草牡丹
 山帰来

上から「ホトトギス」「クサボタン」「サンキライ」と読みます。
生けてみようとすると器がずっしりしていてひどく難しい。

とても手遊びでは生けられなくて
でも今日は時間切れ、でも今日載せたくてこのままで載せます。



この器を、私のために作ってくださったことも
それを直接渡してもらったことも
今こうして話ができることも
数年前にまた出会えたことも
ただ、感謝というほかにはいえないような気がします。
by ichiecd | 2006-09-01 00:59 | carpe diem | Comments(0)
コスモス 旅の景色
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桂川の岸伝いに行くといくらでも咲いていると云うコスモスも時々病室を照らした。コスモスはすべての中で最も単簡でかつ長く持った。余はその薄くて規則正しい花片と、空に浮んだように超然と取り合わぬ咲き具合とを見て、コスモスは干菓子に似ていると評した。なぜですかと聞いたものがあった。


 夏目漱石「思い出すことなど」  参照 青空文庫

以前、なにかの雑誌で誰か忘れてしまいましたが著名な方が、
「漱石の文章は日本語として、アガリのレベル」というようなコメントを
書いていて、
今日この短い文章を掲載するにあたり何度か読み返したのですが
「・・・まったくだ」と深々と思いました。
そういえば去年の秋も、同じことを思いました。





写真は茨城、五浦海岸近くに咲いていたコスモス。
風に揺れていて、撮っても撮ってもぼけてしまって、
何度もデジカメのオプティオを構えて撮り直した記憶があります。

いつかどこかで、誰かに、このコスモスを見せたい時が
あるかもしれない、と思って。
見てほしいという日がくるかもしれないと、なんとなく思って。

たぶん、今日がそうでした。



と、まとめたところで終わりたいのですが
実は、週末そろそろ修羅場モードに戻りつつあり、
以前の写真を載せてやりすごす魂胆です。
今日は体力温存してここで終了します、
メールとコメントは、また明日お返事しますのでちょっとだけ
お待ちください。
by ichiecd | 2006-08-26 01:00 | carpe diem | Comments(2)
一会を支えてくれた人へ
今日はまた花とは関係ない雑文です。


2000年、一会として、独立した当初
アタマが上がらないという人はたくさん、
それはたくさんいて、
でもこの人もまた筆頭だろうというある人の話です。

その人、
by ichiecd | 2006-08-19 23:24 | carpe diem | Comments(3)
ネジバナ
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紫に写ってしまいましたがほんとはピンク。

自分の生けたどんな花も、
またはこのさき生けるどんな花も
「かなわないだろ」ということは
判るのですが・・・。

夏になりました。
暑くなり花はもたなくなり、
個人的にも暑いのは相当苦手なのですが
でもまた、美しい季節だと思います。
by ichiecd | 2006-08-03 18:45 | carpe diem | Comments(2)
テルニー  すずきさんのユリ かりんとブーケ
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続編です。

開いてきたこのユリをずーーーっと見つめていると
やっぱり最初に思うことも
最後まで思うことも
「あたたかさ」のような気がします。

ぽってりした豊かな白、という色が
ゆるやかに、柔らかく開いていって、
しまいには
まわりの空気まで白くとけあってしまうような。


それは、ユリプレゼント企画のおまけで、私まで頂いてしまった
すずきさんご自身での選曲というCDの音楽に良く似ていました。

私は実は、音楽には(・・・音楽にも)、詳しくなくて
独立した当初、よく手伝いにきてくださっていた
N先輩にも
「音楽どころかラジオもかけないで、ただ仕事してるのね~!」と
しみじみ驚かれた、苦い記憶が。


そんな音痴の自分なのですけど、
そのすずきさんセレクトの曲はこのテルニーというユリの
ゆったりしてあたたかな、その咲き具合を思い起こさせて
なるほどなあ、なんてすごく感心してしまったのでした・・・。


写真は、そんな柔らかで優しいイメージがちょっと似ている気がして
「かりん」とあわせて撮ってみた写真です。
布のような質感が、似通った仲間なような気がします。




そして、一度だけの、
テルニーのブーケ。

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たゆとうような白の気配と
あたたかな手触り。

このテルニーは普通には販売されていません。
今回のみの特別企画ということでしたので
もうこの手で触れる機会は二度とないのかもしれません。
でも手の平にふれた、布のようなあたたかな感触は
今もよく覚えていて、たった一週間か二週間前くらいのことなのに
もう懐かしいような気がします。

今はもうここにないたった一度の
テルニーというユリ。

またいつかどこかで、手にすることができたならと思います。



ありがとうございました。
by ichiecd | 2006-07-27 23:57 | ブーケ | Comments(6)
テルニー  すずきさんのユリ
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このユリの名前は、テルニー。

既に何度かご紹介させていただいた
新潟のユリの生産者、
すずきさんの手によるユリです。

すずきのユリblog
http://blog.goo.ne.jp/suzuki_no_yuri


そのカテゴリのひとつに「carpe diem」という項目まで設けて
「一会と作るユリ」、そう言って作ってくださったユリです。

最初にお話を頂いたときは、びっくりしました。
一会は店舗ももたない、
ひとつひとつのブライダルをマジメに作ることだけが身上のような、
ふけば飛ぶよな、本当に小さな事務所です。
生徒さんも大人数というわけでもなく、
婚礼件数が年間何百件というほど多いというわけでもなく、
お話は嬉しいけれど、それは本当に、この一会でよいのでしょうか?と
何度もメールでのやりとりの末に、はじまった企画。


届いた時のずっしりとした感触。
でも開き始めたつぼみの美しさは、それ以上でした。

この写真と左下一枚はアシヤマの撮影によります。
写真を撮るには日中、太陽光のもとでないとなかなか難しく、
でもつぼみのほころびかけた当初、
外出の予定があってタイミングがあわず、それで頼んで
たくさん撮ってもらいました。

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左の写真は、一会のお隣さんであるドレスショップ、
「1+1」(ワンプラスワン)さんへ、ある御礼で差し上げた
テルニーをガラス越しに飾ってくださった様子。

この開き加減が、ほかのどのユリとも違うというのが
少しでも伝わるとよいのですが。

今は関西在住のゆず茶の記事を書いてくださった生徒さん
久々にスクールにやってきて、
真っ先にテルニーに気が付いて、
「このユリって何て名前ですか?」

さすが鋭い。

「あー外のワンプラスワンさんに飾ってありましたよね、
それを見てなんか普通のユリじゃないって思ってた・・・」

・・・なんて、鋭い。
さすがすぎです。
(ちなみに、一会のスクールの生徒さんは
木更津とか鴻巣とか相模原とか遠方の方比率がかなり高いのですけれど、
目下この方が最遠方でしょうか。
かてて加えて白金の駅からもそんなに近くなくて、本当に皆様には恐縮です。
いいレッスンができるようにがんばります・・・)


そうなんです。
このユリの存在感をどう伝えたらいいのか
途方にくれてしまいます。

なんといったらいいのでしょうか。
ゆったりした優しさと、暖かさのあるユリ。


・・・長くなりましたので、やはり続編へと切り替えます。
続きはまた後編へ。。。
by ichiecd | 2006-07-26 23:50 | carpe diem | Comments(0)
スカビオサ
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新婦様から許可をいただいている
写真もメールも、
スクールの生徒さんの作品も、
ブーケや装花の写真も、
たくさんあるのですが
今日はひとやすみです。

いただいたメールにお返事しきれておりませんが、
明日にはまたおだししますのでもう少しだけお待ちください。

たぶん、一会を設立してそれほど経ってないころの写真。
このころからスカビオサ好きだったんだ、と
あらためて思われます。
by ichiecd | 2006-07-24 23:39 | carpe diem | Comments(0)
昔、なりたかったもの
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北海道、室蘭にある「地球岬」。


昔、なりたかった職業は、「灯台守」でした。

大学受験をするときに、本気でなれないだろうかと
調べてみたことがあります。
「気象大学に入る=理数系の点数が必要」ということが判明し、
自分の模試の結果を見て、最終的に断念。


灯台守だったら、人とあまりしゃべることもなく
たくさんの時間、海を見ていられるだろう、という
しごく単純で、おそらく大間違いなイメージ。

実際なってみたところで、無人化が進む昨今
あっというまにお役ご免となり
食いっぱぐれていた可能性大です。


でもこうして岬からの光景をみると
ときどきそれを思い出します。

自分が花屋になるだなんて、
思いもしませんでした。

不思議なような気がします。でも
当然なような気もします。


皆さんの、昔なりたかった職業は何ですか?
by ichiecd | 2006-07-03 23:07 | carpe diem | Comments(2)
心の体力
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確か数年前、初夏のころの山梨のさくらんぼの写真です。

毎日仕事をしていて
毎週のようにウエディングの仕事で、
代わりがいないしたてようがないという場合、
まず体力は絶対条件です。

風邪をひかないこと。
あまりに寝不足にならないこと。
疲れをコントロールすること。

市場で誰かが小さくくしゃみをしただけで、
さーーーーっと3メートルくらいは離れてしまいます。笑

でも、体力がなければ粘れません。
それは何より誰より自分自身がよくわかっている。


そして、心というものも、たぶん一緒で
なにかにものすごく集中しなければならないという
作業のときに、それを支え続けるための
「心の基礎体力」というようなものが、絶対に必要です。

毎日まいにち、何かしらある中で、
自分自身の右往左往する心や、
波立つ感情や、
疲れや、悲しいとか大変だとかいう気持ち、
気持ちが磨耗して動かない、
といったいろんなマイナスなこと。
それを別の次元で
しっかり手綱をとってコントロールすることができなければ
同じレベルで仕事を続けていくことは、難しい。
そんな気がします。
というか、自分に言い聞かせているというほうが
現状に近いですが・・・


先日久々にあった友人のCさんに
「一週間なにもしない」ということを
何度も何度も念をおされ
ありがたいなーと思いつつ、
今年の夏は、よし、ちゃんと休もう。と思いました。

↑ってそこが着地点か!?
by ichiecd | 2006-06-13 23:58 | carpe diem | Comments(7)


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