ウェディングの花の演出とブーケ。たった一日の花、でもいつまでも残る花を。
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『花時間』2月号 エピソード3
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開花中・開花中・開花中。


昨日1月7日アップした『花時間』の記事
テッポウユリのキャスケードブーケと
ピンクのユリのメリアブーケ(ユリの場合、リリメリア、といいます)
そのために出番を待つユリ、ユリ、ユリ・・・・


毎日、花が開くたびに花粉をとったり
開いてきゅうきゅうになってるエリアは他へ移したり、
ケアもなかなか大変です。
しかし真珠の輝きのためには必須の作業。
咲きの遅いつぼみたちは明るい場所へ、
まめに霧吹きをしながら様子を見ます。

ピンクのリリメリアの中央に使ったのは、
ダイヤモンドリリーとヒヤシンス。
こちらも花粉はひとつひとつ、きちんととって、
一輪ずつワイヤリングしています。

あれこれ手間はかかりますが、
ひとつの作業工程で、ひとつ完成度をあげる、
そんな地道な作業です。



・・・・さらにまた明日、まだまだ続きます。

うーんやはり秋からややオーバーヒート気味?
今日はこれにて。
ユリの装花の写真をひとつおまけでアップです。

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# by ichiecd | 2006-01-09 01:20 | ブーケ | Comments(6)
『花時間』2月号 ユリのブーケ 
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『花時間』(角川書店)2006年2月号 46・47ページの記事です。
「白×ピンクの花ウェディング.2
1着のドレス。大好きなこの花の白とピンクでお色直し。」
撮影・熊澤透氏 スタイリング・伴弥希子氏(CAB) ヘア&メイク・永塚克美氏(HEADS)
モデル・レナ、内田ナナ 
構成と文・田渕佳英氏 協力・プロップス ナウ、バックグラウンズ ファクトリー


1着のドレスを、同じ花でお色直しをするという企画。
一会はユリを担当させていただいたのは昨日のブログに書いたとおりです。

ながらく接続できなかったスキャナを、
例によって力技と根性で復活させました。


ユリのブーケ。昨今はたしかに
多少、オールドローズなどの人気におされて
いるかもしれません。
会場がレストランやゲストハウスなど
ホテルにくらべ狭くなったことや、
それに伴いドレスが細身になっているトレンドの影響、
など花以外の要因もあると思います。

でも今回、この企画でユリを担当させていただいて
あらためてその良さをしみじみと実感しました。
鉄砲ユリの真珠のような美しさ、光沢感、
ピンクのユリの種類の豊かさ、
香り、質感、花もちのよさ、
ほかの花では絶対に代用できないその存在感。

テッポウユリや、あるいは、かすみそうなど、
一時期あまりに人気で、使われすぎたために、
今その使い方で使うとちょっと古い印象をあたえる花たちもあります。
でもそれは、けしてその花そのものが古いわけではなく、
花自体の美しさは変わりなく、
もちの良さとか、通年安定して入手できることとか、
たくさんのメリットがあります。

ですので、昔と同じ使い方ではなく、
また別の切り口で、
今のスタイルで、新しいやり方で
受け手となる花嫁さまや、生徒さんや、一般のお客様に
それらの花の魅力をご紹介することも
花のデザイナーの役割、
デザインのチカラというものなのかも・・・・と思ったりします。
おこがましいかもしれませんが。


明日はまたこの続きを。
今日も一日、みなさまお疲れ様でした。
# by ichiecd | 2006-01-07 23:58 | ブーケ | Comments(3)
『花時間』2月号 ユリ「ゆきのひかり」
今日、手元に明日発売の『花時間』2月号が届きました。
明日の発売なので画像は発売後にアップすることにして、
今日はこの撮影に関するエピソードのひとつをご紹介します。

今回参加させていただいた企画は、1着のドレスを、
同じ花の白とピンク、それぞれの色のブーケで
お色直しするというもの。
人気のある三つの花、バラ、ユリ、ランの中で
一会はユリの担当でした。

ユリのブーケ。
そう最初に話を伺った時に、ひとつ
ぜひ使ってみたいユリがあったのです。
その名前が「ゆきのひかり」。

学生時代に、花屋さんでアルバイトをしていた頃、
たった一度見た、白く香りの高いユリでした。

市場の方に聞いてみても入荷は難しいようで、でも、
諦められなくて、ネットで検索してみたところ、
新潟にある「滝沢種苗」様のサイトにたどりつきました。

掲示板があったので、お問い合わせをしてみたところ、
恐縮するほど丁寧なメールを頂戴しました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一会様

お問合せいただきましたが、今の時期
残念ながらゆきのひかりはありません。

この品種は今から遥か昔に父が交配したユリ
ですが、覚えていてくれた方があるとは
とてもうれしいことです。

以前は日本のユリの品種も少なかったので、
うちでも交配、育種に力を入れいろいろと発表
してきましたが、最近のオランダ産ユリには
とうてい敵わず、現在ではほとんど育種も中止しています。

品種の保存は多少しているので夏のユリの季節7月頃に
少しだけ咲かせて見ます。
出荷するほどはなく、これも何時まで続くのか・・・と言うところです。

掲示板に今年の夏の画像をのせてみます。
一年中ユリだけをつくっていますので、また機会がありましたら
宜しくお願いします。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(岩橋からのお返事のメール)

こんにちは

丁寧なお返事をありがとうございました。
とても嬉しく、お礼もうしあげます。

やはり難しいのですね、丁寧なお話を
ありがとうございました。
この11月に『花時間』さんの撮影で2点だけですが
ユリのブーケを作らせていただくことになり、
それでずっと以前に一度みた限りのゆきのひかりを
使ってみたいと思ったのです。

私がそのユリに出会ったのは
もう10年以上前、まだ学生のころ、
アルバイトで勤めていたホテルの花屋さんに
本当に数本だけ
入荷してきたのです。
たった一輪で店中の空気を変える香り、
その美しい花弁に、ためいきをつくほど感動したことを
今も鮮明に、覚えています。

「花はこれほどきれいなものなのか」と
心が打ち震えるような、そう言っては大仰かもしれませんが
でも本当にそのくらいの衝撃でした。

今回入手がかなわないと知って残念でしたが
画像をアップしていただいて嬉しく、本当にありがとうございました。

またなにか機会がありましたら
こちらこそ、どうぞよろしくお願い申し上げます。
寒くなります折、お体どうぞご自愛ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


このメールにさらにお返事をいただき、


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お役にたてなくてすみませんでした。

父(主人の)に話しましたところやはり大変喜んで
いました。父にとってもあのユリは初めて交配に
成功した思い出の多いユリでした・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ということでした。
今回、ブログに掲載するにあたり
許可を頂きたくメールをさしあげたところ、
今は殆ど作っていない品種ですが、それでよろしければと
ご快諾を頂戴しましたので、
御礼とともに転載させていただきました。

「ゆきのひかり」のブーケはかないませんでしたが、
こうしてお話が伺えただけでも、
あの時の自分の感動が、ひとつ、形になったようで
とても嬉しいことでした。
本当にありがとうございました。
この「ゆきのひかり」については、
滝沢種苗様のサイトに、一連のやり取りの中で
掲示板にアップしてくださった画像がありますので
どうぞごらんになってみてくださいね。

有限会社 滝沢種苗 
http://www.takiyuri.com


蛇足ながら、私のメールはどうも文章が硬いというか、
エモーショナルというか、あるいはバカまじめなのか、
時々「文章からしてもっと年配の方だと思いました!」
と、驚かれます。
いえ、無論、そんなに若くはないのですが
今日も初めてお伺いした方から
「声がもっと低いのかとなんとなく想像していました」と・・・。

うーん。
顔文字でも使ってみようかな。(^^)
ちょっと無理があるかなあ・・・(笑)

最近花の写真が少ないですね、
今日までどうぞご容赦ください。
# by ichiecd | 2006-01-06 23:27 | carpe diem | Comments(8)


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