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『花時間』2月号 ユリ「ゆきのひかり」
今日、手元に明日発売の『花時間』2月号が届きました。
明日の発売なので画像は発売後にアップすることにして、
今日はこの撮影に関するエピソードのひとつをご紹介します。

今回参加させていただいた企画は、1着のドレスを、
同じ花の白とピンク、それぞれの色のブーケで
お色直しするというもの。
人気のある三つの花、バラ、ユリ、ランの中で
一会はユリの担当でした。

ユリのブーケ。
そう最初に話を伺った時に、ひとつ
ぜひ使ってみたいユリがあったのです。
その名前が「ゆきのひかり」。

学生時代に、花屋さんでアルバイトをしていた頃、
たった一度見た、白く香りの高いユリでした。

市場の方に聞いてみても入荷は難しいようで、でも、
諦められなくて、ネットで検索してみたところ、
新潟にある「滝沢種苗」様のサイトにたどりつきました。

掲示板があったので、お問い合わせをしてみたところ、
恐縮するほど丁寧なメールを頂戴しました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一会様

お問合せいただきましたが、今の時期
残念ながらゆきのひかりはありません。

この品種は今から遥か昔に父が交配したユリ
ですが、覚えていてくれた方があるとは
とてもうれしいことです。

以前は日本のユリの品種も少なかったので、
うちでも交配、育種に力を入れいろいろと発表
してきましたが、最近のオランダ産ユリには
とうてい敵わず、現在ではほとんど育種も中止しています。

品種の保存は多少しているので夏のユリの季節7月頃に
少しだけ咲かせて見ます。
出荷するほどはなく、これも何時まで続くのか・・・と言うところです。

掲示板に今年の夏の画像をのせてみます。
一年中ユリだけをつくっていますので、また機会がありましたら
宜しくお願いします。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(岩橋からのお返事のメール)

こんにちは

丁寧なお返事をありがとうございました。
とても嬉しく、お礼もうしあげます。

やはり難しいのですね、丁寧なお話を
ありがとうございました。
この11月に『花時間』さんの撮影で2点だけですが
ユリのブーケを作らせていただくことになり、
それでずっと以前に一度みた限りのゆきのひかりを
使ってみたいと思ったのです。

私がそのユリに出会ったのは
もう10年以上前、まだ学生のころ、
アルバイトで勤めていたホテルの花屋さんに
本当に数本だけ
入荷してきたのです。
たった一輪で店中の空気を変える香り、
その美しい花弁に、ためいきをつくほど感動したことを
今も鮮明に、覚えています。

「花はこれほどきれいなものなのか」と
心が打ち震えるような、そう言っては大仰かもしれませんが
でも本当にそのくらいの衝撃でした。

今回入手がかなわないと知って残念でしたが
画像をアップしていただいて嬉しく、本当にありがとうございました。

またなにか機会がありましたら
こちらこそ、どうぞよろしくお願い申し上げます。
寒くなります折、お体どうぞご自愛ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


このメールにさらにお返事をいただき、


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お役にたてなくてすみませんでした。

父(主人の)に話しましたところやはり大変喜んで
いました。父にとってもあのユリは初めて交配に
成功した思い出の多いユリでした・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ということでした。
今回、ブログに掲載するにあたり
許可を頂きたくメールをさしあげたところ、
今は殆ど作っていない品種ですが、それでよろしければと
ご快諾を頂戴しましたので、
御礼とともに転載させていただきました。

「ゆきのひかり」のブーケはかないませんでしたが、
こうしてお話が伺えただけでも、
あの時の自分の感動が、ひとつ、形になったようで
とても嬉しいことでした。
本当にありがとうございました。
この「ゆきのひかり」については、
滝沢種苗様のサイトに、一連のやり取りの中で
掲示板にアップしてくださった画像がありますので
どうぞごらんになってみてくださいね。

有限会社 滝沢種苗 
http://www.takiyuri.com


蛇足ながら、私のメールはどうも文章が硬いというか、
エモーショナルというか、あるいはバカまじめなのか、
時々「文章からしてもっと年配の方だと思いました!」
と、驚かれます。
いえ、無論、そんなに若くはないのですが
今日も初めてお伺いした方から
「声がもっと低いのかとなんとなく想像していました」と・・・。

うーん。
顔文字でも使ってみようかな。(^^)
ちょっと無理があるかなあ・・・(笑)

最近花の写真が少ないですね、
今日までどうぞご容赦ください。
by ichiecd | 2006-01-06 23:27 | carpe diem | Comments(8)
Commented by さいとうです at 2006-01-07 02:07 x
こんにちは!岩橋さん。
ブログを拝見していたら「ゆきのひかり」のことが書かれていて嬉しくなりました。
私もあの「ゆきのひかり」大ファンでした。ちょっと真珠のような光沢のある花弁で、咲ききると、花弁がゆらゆら揺れる不思議な魅力のある花でした。私の「師匠」がとっても好きで、レッスンで「ゆきのひかり」を使ったブーケを組んだのが私の「ゆりのブーケ」のスタートだったように記憶しています。
ああいうステキなユリは、少しでもいいから出荷し続けていただけたらいいのに…。ね。姿を消してしまう品種って多いですが、残念な品種の筆頭格だと思っています。
Commented by カンケ at 2006-01-07 03:09 x
とてもすてきなお話をうかがいました。
使い手の思いが、作り手に届いていない、、、時代です。
価格の差を埋めるのが、こうした物語なのですが、、、、
限定復刻・共同購入、、、、という時代がくるかな、、、
未曾有の雪の年に、、、「ゆきのひかり」は光明です。
Commented by karo at 2006-01-07 22:03 x
明けて早や七草・・・今年も素敵な花との関わりが伺えそうでドキドキします。

百合のブーケは華やかそうでいてその実難しい物ではないでしょうか。一会さんのブーケ楽しみです。

メールの件ですが、私もどうも固いようで、、、(苦笑)お会いした人が余りにも私がアホで怪しいので目を丸くすることもしばしです。そんなギャップも仕事の上では逆に印象的かも、、、????

生産者との話はいつ伺っても胸が熱くなります。食べ物を作っているわが家ですが同じ農をつかさどる者としては有り難く、そしてまた頑張っていこうと思える一会さんの姿勢、きっと生産者の励みになっていくことでしょう。その時、また素晴らしい花に出逢えるかもしれないですね。
Commented by ichiecd at 2006-01-07 22:06
さいとうさま

コメントをありがとうございました。びっくりしました!
さいとうさん・・・?ってあのフィールドの?
あのさいとうさん??ほんとに?
と、読みながら、一人でじたばたしてしまいました。

リンクがうまくつながらないようなので、
アドレスを再度ご紹介しておきます。

ほっと花屋「フィールド」のあれこれ
http://field-flower.at.webry.info/


斉藤さんが作られた「ゆきのひかり」のブーケ、
もう想像するだにどんなにステキか・・・、
拝見してみたかったです。
また今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
Commented by ichiecd at 2006-01-07 22:16
カンケさま
先日は市場でお会いすることがかなわず、
本当に本当に残念でした・・・。
そのままにしてしまって、メールを
さしあげようと思っておりましたところに
コメントをいただいて恐縮し、また感激です。

今日も、花業界の方と話していたのですが、
こうしてネットを通じて
生産者の方と、フラワーデザイナーと、また
本当の消費者となる花嫁さまや、生徒さんが
直接お話できる時代なのですね・・・。

花の購入は市場や仲卸の会社さんを通じながら、
でももっともっといろいろと直接、
作り手の方からの思いや
お話を伺えたら、やっぱりその花への
理解も愛情も倍増すると思うのです。

パリで見るさまざまな花のデザインは
それは無論、すばらしいのですが、
日本の生産者の方々の作られる
独特の繊細な花たちを毎日使うことができて、
あー日本のデザイナーでよかった!と思ったりします。

う。コメント欄なのに、長文になってしまって。。。
Commented by 滝沢 at 2006-01-07 22:22 x
さいとうさん カンケさん 初めまして。「ゆきのひかり」についてコメントありがとうございます。こんなにもあのユリの事を覚えていてくれた方が
いらっしゃる事に驚いています。その次に発表した「白峯」もかなり素敵な
ユリと思ったのですが・・・どちらもあのカサブランカの急激な普及により
姿を消してしまいました。より豪華なユリが好まれたたのだと思います。
最近時々野に咲くようなか弱い感じのユリはないですか?と尋ねられるようにもなりました。いつも少しだけ廻りと違った雰囲気のお花も必要なのでしょう。しかし、作り手の立場ではやはり作りやすくて多くの人に好まれるタイプのお花を育てるようになってしまします。花は良いけど育てにくいという品種もあります。
「ゆきのひかり」は義父いわく世界初のユリの種間交雑種だそうです。
最初の一輪が咲いた時の感動は忘れられないそうです。ゆきのように
光り輝いていたのかもしれませんね。
でも、栽培にはとても難しいタイプのユリだったようです。
そして、今新潟は何十年ぶりかの大雪になっています。
Commented by ichiecd at 2006-01-07 22:23
karoさま
あけましておめでとうございます。
と、言いつつもう七草なのですね、
お写真とてもかわいらしいです。
こんなかわいい野菜たち、見たことないかも。

花も野菜も、土から作るって、
本当にすごいことだと思います。
あの黒い土の中から芽が出てきて
花が咲いたり実がなったり・・・

今まではかなわなかった、生産者の方々と
こうしてお話ができること、
本当にネットに感謝ですね・・・・。


Commented by ichiecd at 2006-01-07 22:34
滝沢さま
コメントをありがとうございます。
せっせとキーボードをたたいていたら
コメントを頂いていて嬉しかったです。

「ゆきのひかり」、思いかえすたび
それがあまりにきれいだったので
なんだか信じがたいほど、きれいすぎて、
実はどこかで美化してるのかな?と
思ったりもしたのです。
あまりに傾斜しすぎてるかも?とか・・・

でも今回、掲示板に写真を掲載していただいて、
またこうしていろいろと反響をいただいて、
やはりあのユリは、本当に、
掛け値なしに美しかったんだな、と
あらためて思う次第です。

最初の一輪が咲いた時の感動、
いかばかりか、と思います。

カンケさんのおっしゃるように、限定復刻など
もしそんな機会がありましたら嬉しいのですが、
栽培が難しいとのこと・・・そうなのだろうなあと
思ってしまいました。

大雪とのこと、本当にお大変ですが
お体おいといください。
お義父様にもまたどうぞよろしくお伝えください。





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