ウェディングの花の演出とブーケ。たった一日の花、でもいつまでも残る花を。
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新郎新婦様からのメール ホテルメトロポリタンエドモント様へ vera wangの花嫁さまへ 原点
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岩橋さんのHPを、結婚が決まってから
ずっと拝見していました。

あんなふうなの、こんなふうなのと、
すてきな花嫁さんのお写真を自分に照らし合わせて、
夢を見ている時間が、
婚約期間の文字通り「バラ色」の幸せでした。

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ご存知のとおり、一人で色々
頑張らなくてはならないことが多く、
それは結婚式の片付けのときもそうでしたが、
結婚式の準備のプロセスは
楽しいことばかりではありませんでした。
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そんな私に幸せのビジョンを見せて、
気力を奮い立たせてくださるのが、岩橋さんのお花の写真でした。
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あんな素敵なブーケを持って、
たくさんすてきな花を髪に飾って、
それは私にとって、一生に一度だけ許される夢の時間、
そのために頑張ろう!
という思いだったと、今振り返っています。

そして私の夢は、叶いました!


和装では、レッスンで制作した指輪、リングピロー、
髪飾り、ブートニアを使いました。
とても好評でした。
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会場の前に設置した葉っぱで飾った写真や、
岩橋さんに作っていただいたリースも、
目ざとい女子の列席者をうっとりさせてました。
そしてなんといっても、ドレスのブーケと髪飾りが大好評でした。

ブログを拝見していて、
岩橋さんの渾身の一作だったんだなーと思いました。
私も、列席者も、会場の人も、
みんなが岩橋さんのお花が大好きになってしまい、
とても暖かな雰囲気でした。

本音を言えば、会場装花も岩橋さんにお願いしたかったんです。
しかし持込はできない会場だったので、
岩橋さんのブーケを写真を担当者に見せて、
岩橋さんとの打ち合わせでのブーケの内容をお話しして、
そのブーケと調和するような装花にしてほしいという
オーダーにしました。
そしてそのようにお花を準備していただけ、
とても華やかで豪華な雰囲気が作られていました。

「季節の花を使って」
という注文をしたからなのか、
会場装花にもブーケにもトルコキキョウの花が入っていて、
両者が調和し、引き立てあってました。
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その日の花はもう枯れてしまったけれど、
街の花屋でトルコキキョウを見つけるたびに、
なんだか幸せな気持ちが沸き起こってくるんです。

夢の時間が終わり、
ぽっかりとした寂しさをふと覚えたりしますが、
家にはまだプリザーブドフラワーのリースがあって、
なんとか喪失感からは免れています。
あのとき、思い切ってオーダーして、
本当に良かったです。

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もう結婚式は終わってしまいました。
ただし欧米では、リニューアル・バウ(renewal vow)という、
結婚の誓いを何かの節目に行うという習慣があるようです。

結婚式が来るまでは、あれほど嫌がっていたのに、
すっかり結婚式が好きになってしまった夫も
興味を少し示してました。

もし夫と続いていて、いつかリニューアル・バウをやろう
という話になったら、
お花は岩橋さんにお願いしたいと思ってます。

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エドモントというそのホテルは、
飯田橋にあって、
実は私がはじめて学生時代に花のアルバイトをはじめた
ホテルの花屋さんでした。

「なんでもいいんだけど、どうせなら
何か変わったバイトをしたいなあ」と
思っていた自分は、
その求人誌に載っていた
「きれいな花に囲まれて」
というキャッチコピーの文言を、
今もよく覚えています。



あの頃が原点だったのかなあと
思い出しながら、
この、素敵な花嫁様も同じく等しく
自分の原点だと思う。


頭がきれて、知的で、
何でもできる、なんでもさらっとこなしてしまう、
なのに、あふれるくらいの熱い気持ち、
心のあたたかな、情熱的な花嫁様。

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手作りのブートニア、
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vera wangのドレス。


後日いただいたメールには、
「このドレスは思い切って売りに出した」と。

それはとても寂しい気持であったが、
結婚式という一つの大きなイベントの一つの区切りであったと。


そのメールを読みながら、
結婚式という一日の
特別さをまた、関わる一業者としてしみじみ思います。


たった半日の花だけど、
一生記憶に残る花を。

それが一会の原点です。
それこそを、手にしたい。
毎日の水替えも仕入れも、こまごまとした
小さなつまらない雑用、
気の遠くなるほどのくだらなくも些細な確認も
全部、その一言のためです。

それが、原点。


この花嫁様があらたに伝えてくださった
リニューアル・バウ(renewal vow)という
美しい習慣も、商業的魂胆込をさしひいても、
根付いたらいいなーと思います。

毎日はとてもいつも必ず忙しく、
毎月があっという間で、
だから、たまにお互いを振り返って
結婚式の一日を振り返って、
そうしてあの日のことを思い出す、
そんなきっかけがあったらいいかと。


一会のあとにくっついている
「カルペディエム」ていうのは
今日という一日をつみとれ、という
ラテン語です。

今日という一日を、この手で確かに摘み取ろう。



では、皆様今日もおつかれさまでした。





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by ichiecd | 2015-01-29 22:08 | ブーケ
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