ウェディングの花の演出とブーケ。たった一日の花、でもいつまでも残る花を。
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新郎新婦様からのメール ホテル椿山荘東京さまへ 一年越しに2
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どうか、この美しい花嫁様からいただいた
メールをさらっとでもいいから、読んでみてください。
と願わずにはいられない、

それは、とても長いメールでした。

そしてそのメールはただただ、「花が良かったですよ」ということを
作り手の自分に伝えてくださるためだけの、
掛け値なしの優しいメールであることに、
一年後、愚鈍な自分はようやく、はじめて身に染みて、
今はちょっと泣きそうです。

ありがとうございました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
結婚式を終えて職場に出社すると、
待ち構えていたかのように人事異動の内示を受け、
急遽元の職場を離れることになり、3日後には職場も変わり新しい部署へ。
新しい部署では2週間後に控えた国家試験にのぞまなければならず、結婚の実感
を噛みしめる余裕もなく、初夏の新婦は一転、ガリ勉受験生となっていました。

5月の最終日に国家試験を受験し、
6月末に無事、国からの認定を拝受することができ、
今は新しい職場で毎日仕事に励んでいます。

そんなドタバタ劇の中、氏名変更など役所や職場でのわずらわしい手続きさえ
なければ結婚をしたことすら、うっかり忘れてしまいそうでしたが…
結婚式の直後から親戚や友人から
次々と送られてくる写真だけが、5月6日という
日の記憶を助けてくれました。

ご存じの通り、私は直前まで準備に追われ、
挙式前日も3~4時間寝たかどうか、という程度で、
当日は、朝から両親と家族そろってバタバタと会場入りし、ボヤっと
していながら不思議な緊張感に覚まされている頭で
ブライズルームに向かいました。

打ち合わせ通りに(思い返せば
リハーサルではとんでもないトラブルもありましたが)
ヘアメイクを進めていただきながら、思いは一つ、
「花嫁の手紙、書けてない!!!」
会場入りするまで父の運転する車の中で書き始めたものの、
お支度が始まってからは手が付けられず…焦りは募り、気はそぞろ…
ブライズルームは次第に緊張感が張り詰める空間と化していました。

そんなまったく想定外のタイミングで、介添えさんが
「レセプションにお花が届いたようです。
お届けいただいてもよろしいでしょうか。」と。

「よかった間に合った!」
「どんな素敵なブーケだろう?」
「岩橋さんにお会いできるかな?」
「プルズのブーケも楽しみ♪」という気持ちが大半を占める中、
まだまだ支度が途中で自由に身動きもとれない体制で
アシスタントのシルキーさんをお迎えすることになってしまいました。

不本意にも、お時間をとってゆっくりお花を拝見させていただく
時間も余裕もなく、私は鏡台の前にデンッと座らされたまま身動きもできず、
横目でお持ちいただいた品々を確認しては
一人テンションを上げていたような状態で…シルキーさんには
大変な失礼をしてしまった、とずっと気になっておりました。
きちんとブーケ一つ一つを確認し、
心からの気持ちを込めて御礼をお伝えできなかったのです。
ただ、今思えばそこでじっくり拝見していたら勢い余ってシルキーさんに
抱きついて喜んでしまったかもしれませんのでよかった…かも。(苦笑)
機会がありましたら、今さらですが無礼な花嫁からのお詫びをお伝えください。

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一会さんからお届けいただいたお花や作品が大量だったこともあり、
その後しばらくホテルスタッフの出入りがバタバタと続いたのですが、
しばらくすると介添えさんやヘアメイクさんからお花を見て
「素敵~素敵~キレイ~すご~い!」と歓喜の声が聞こえてくるようになり、
一瞬にしてブライズルームの張り詰めた空気が一転和んだのを
今でも鮮明に覚えています。

一会さんでのプリザーブドフラワーアートのエピソード、
岩橋さんという女性が作る素敵なお花、
白ブーケもプルズブーケもそれぞれまるまるおまかせでお願いした
逸品であること、そんなお話をしているうちに、
気が付けば私の緊張もイライラも
眠気もどこかへ飛んで行ってしまっていました。

ヘアメイクがほぼほぼ整い、最後5~10分をいただいて花嫁からの手紙も仕上がり、
いよいよ15分くらい待たせていた新郎を
ブーケを持ってお出迎えする時が来ました。

そこで初めてブーケを手にし、あらためて鏡に映ったブーケを見て、
「うわぁぁぁぁ、なぁぁぁんてキレイなんだろぅ…」と惚れ惚れ!
そこに相変わらずのん気な新郎、登場。


確かに新郎もいつもと違ってビシッと決まってるな…とは思ったのですが、それよりも
まだブーケが…スズランが見たりなくて、と思っていると、
間もなくして私の両親がブライズルームに遊びに来ました。

さすがうちの母、真っ先に私がもつブーケに目をつけ、
すかさず自らブーケをもって
鏡の前でフィッティング!?「ん?留袖には…似合わないんじゃないかな?」

父も物欲しげにブーケを見つめるので、記念に持たせてあげました。
挙式を直後に控えて緊張の走る面々に
ここでも白ブーケが笑顔をもたらせてくれました。


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ドレスがロングトレーンだったので、
挙式会場は直前に広いチャペルに変更をしたのですが、
挙式中も広いお庭に出てからも、あの白ブーケの存在感と言ったら・・・
反射板か女優ライトのように、
新婦の顔を数段美しく引き立ててくれました。

予定通り、披露宴からは新郎作のプリザーブドフラワーのブーケに持ち替え、
せっかくの新郎の大作だし、落ち着いたホテルの披露宴会場にも映えるかな、
と二次会でもカラーブーケを持ちました。
同じプリザーブドフラワーで用意したヘアドレスも、
披露宴と二次会とでヘアスタイルに
合わせて変化を付けてもらって楽しみました。

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(このお写真は昨日も掲載しておりますがもう一度BY岩橋)

とっても素敵なお花に幸せいっぱいの一日だったのですが…案の定、心残りが…

白いブーケをもっと持っていたかった!
もっとみんなに見てもらいたかった!!!とっておきたかったのにーーーー!!!!
ずっとずっと初めから、
生花のブーケは3D押し花に加工して家の家宝にするつもり
だったのですが、結婚準備のバタバタで…そう、
すっかり岩橋さんにご相談し忘れてしまったのです。

二次会が終わり、ホテルに宿泊をしていた親族への挨拶も終え、部屋に戻ると、
パンツ一丁でベッドにダイブする新郎を横に
私はしばらくブーケを眺めていました。

さすがに朝よりくったりしたお花を見て、
なんで押し花加工を頼まなかったんだろう…
という後悔を掻き消すように、
ほんの一瞬の美しさこそ生花の魅力、それが何よりも
の贅沢。カラーブーケはプリザーブドだから思い出に持って帰れるし、
白ブーケは今日一日のために岩橋さんが生んでくれた奇跡。
だからもう少しだけ眺めていよう。
スマホを片手に色んな角度から写真をとっては見とれていました。
手元に白ブーケが残らなかったことは、
今でも心残りですし、写真を見る機会があると
必ず両親から「ブーケもったいなかったなぁ…」と言われ、
その度にズーンッと落ち込みます。

でも、なんとなくですが、スポット撮影中の写真を見ると、
カメラマンさんもあの白ブーケが際立つように写真をとってくれたような…
写真を見返すたびに、白ブーケの豪華さ、可愛い
らしさ、お花の素敵な香りが思い出されます。

岩橋さんがあのブーケをどのような状況・心情で作成してくださったのかは、
後日一会のブログを拝見しました。

レッスンで何度かお世話になった時の一挙手一投足を観察されて
いたかと思うとなんだか小恥ずかしいですが、
ブーケ一つ作るのに私の人間性まで研究をしていただいた岩橋さんの
ブーケ作りに対する情熱を改めて感じ、感謝の気持ちで
いっぱいになりました。

岩橋さんのイメージ通りのモデル花嫁になれたか、
あのブーケにふさわしい魅力を備えた新婦に化けることができたか、
まったく自信がありませんが、ご挨拶も兼ねて、どのように
一会さんのお花達が
私たちの結婚式・披露宴を盛り上げてくれたかがわかる当日の写真を
送りさせていただきます。(沢山になってすみません。汗)

写真の通り、Welcome Boardも花時計もリングピローもブーケも大活躍!
(Welcome Boardもほら、なんとかカタチになりました!)

(中略)

両親への贈呈用のリースは、花嫁の手紙を読んで
お互いに号泣している中、母に手渡したら涙をいっぱい溜めた目でも
しっかりとリースに胡蝶蘭が一つついていることに気付いてくれ、
指をさして、また号泣。

実は胡蝶蘭、母が大好きで、自分の結婚式で唯一通したわがままが
胡蝶蘭のみで作られたブーケを持つことだったと聞いていました。

一人娘の結婚式を機に、改めて自分たち(両親)夫婦の原点を思い返し、
今までとはまた違った二人の人生の楽しみ方を見つけて欲しいな、
という気持ちを込めて作ったリースでしたが、
少しは想いが伝わったような気がしました。

さて、綴り始めたら永遠にかけてしまうので…この辺で締めたいと思います。

式の二か月前から通いつめた(笑)フラワーレッスンをはじめ、
岩橋さんと一会のみなさんにお手伝いいただいた結婚式のお花たちが
私たちに与えてくれた感謝・感動の気持ちや思い出は
このメールには綴りきれません。
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ただ、それが市場やお花屋さんで売っている
「お花」というだけの価値でなかったことだけは確かです。

一会、そして岩橋さんと出会っていなければ、
今でもお花を「装飾品」としか思っていなかったと思いますし、
こんなにお花に盛り上げてもらい、お花から様々なドラマが生まれる結婚式
にはならなかったと思います。

そして、以前お話したと思いますが、
婚約をしてから結婚までの半年、紆余曲折あった私たちは、
互いに忙しい中で、一会のレッスンという共有の時間をもち、美しい花々に
囲まれながら一つの目標に向かって二人で協力する、
という準備体操を経なければ、結婚式を迎えていなかったかもしれない、
とさえ思います。本当です。

岩橋さん、一会との貴重な出会いによって、
問題山積の結婚はスタート地点まで漕ぎつけることができました。

この上ないほど素敵なスタートの演出をしていた後の道のりは、どうにか
自分たちで漕ぎ進めていかなければいけないと気を引き締めつつ、
時々また岩橋さんや素敵なお花のパワーをもらいに
お邪魔させていただきたいな、と思っています。

旦那さんのプリザーブドフラワー熱が冷めないうちに(笑)、
またレッスンにお邪魔させてください。

夏のウェディングシーズンがひと落ち着きし、
秋のウェディングシーズン開始まで束の間の休息、と言ったような時期でしょうか。
岩橋さんがお花に吹き込むエネルギーは
ものすごい大きいものだと、実際に受け取り手として実感いたしました。
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きっと、一つ一つのお仕事にご自身が思われる以上のエネルギーを投入して
いらっしゃるのかなと思います。
とても素敵なワークスタイルで、同じ働く女性としてもとっても
尊敬しておりますし、誰にでも真似できることではないことを
サラ~ッとこなされているお姿に
驚愕すらしますが、そんな唯一無二の岩橋さんだからこそ、
あまり無理の無いようにご自愛ください。
そしてこれからもお花を通して、お花の魅力、難しさなど、岩橋さんの思いを発信
しつづけてください。
1ファンとして、陰ながら末永く応援させていただければと思っております。

末尾ながら、この度の貴重なご縁をいただきましたこと、
重ねまして御礼申し上げます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

たくさんのたくさんの、
身に余る言葉たちの返礼に、
差し出す何かを、今の自分は持ちません。

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ご新郎様も、ご新婦様も
尋ねるといつも出張中というほどの、
とてつもなくお忙しいお二人。


世の中には、こんな素敵なお二人がいらして
それぞれ真心をもってせっせと真摯に働きながら
パートナーのことを想っていて、
そうしてたかが結婚式の花屋にこんなに長いメールを書いてくれる。



昨日のブログにも書いたけれども
自分が花の仕事を、好きな仕事をするなら
自分が心から好きと思える仕事をしたい。
そう思います。


結婚一周年のサプライズのギフトについて
受け取ってから海外に出張された
元花嫁様から再び、長いメールをいただきましたが
それはまた、許可をいただいて、また改めて。



本当に、自分が長い間花の仕事をしていたのは
この日のためではなかったのかという
嬉しいお仕事でした。

ありがとうございました。

では今日もお疲れ様でした。




一会facebook https://www.facebook.com/ichie.WeddingBouquetTokyo




by ichiecd | 2014-05-07 21:21 | ブーケ | Comments(0)
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